スキャルピングとは、数秒~数分の超短期間のうちにポジションをエントリー&決済する取引のことです。
このスキャルピングという手法を、海外FXのハイレバレッジと組み合わせることで、短期間で効率良く利益を稼ぐことができます。
しかしその一方で、スキャルピングをする際は注意点を守らないと、口座凍結・出金拒否などのペナルティが課せられる可能性があります。
そこでこの記事では、専門家が海外FXのスキャルピング向きな口座の紹介&おすすめ手法&禁止事項について、分かりやすく解説していきます!
海外FXのスキャルピングとは
冒頭でも述べた通り、スキャルピングとは超短期売買のことで、数秒~数分の間に何度も取引を行うトレード手法です。
ここでは、デイトレードやスイングトレードとの違いやおすすめ口座の比較を行っていきます!
スキャルピング・デイトレード・スイングトレードの違い
- スキャルピング
取引間隔は数秒・数十秒・数分程度で、1日に数十回の取引を行う手法 - デイトレード
取引間隔は数十分・数時間程度で、1日に数回の取引を行う手法 - スイングトレード
取引間隔は2~3日に1回程度
このように、スキャルピングは1分足の時間足を使って、独自の売買ルールをもとに数秒~数分で決済を行います。
1回あたり数pips程度を狙いますが、平均3pips(10万通貨で3,000円程度)の利益でも1日に30回行えば、90,000円の利益になります。
そんな何度も取引して小さな利益を積み重ね、大きな利益にしていく手法を「スキャルピング」と言います。
海外FXのスキャルピング向きな口座比較
海外FXでスキャルピングをするなら、上の口座がおすすめです!
海外FX業者によってスプレッドやレバレッジ、約定力などのスペックが異なるので、後ほど詳しく紹介していきます。
また、これらの中から1つの口座だけを選ぶのではなく、複数の口座を開設して使い分けると良いですよ。
海外FXでスキャルピングするメリット5選
海外FX業者でスキャルピングをするメリットは、以下の5点です。
- ほとんどの業者がスキャルピングを認めている
- ハイレバと組み合わせたスキャルピングができる
- ゼロカットシステムがあるので追証リスクがない
- 豪華なボーナスだけでスキャルピングを体験できる
- 為替変動リスクが軽減できる
それぞれ見ていきましょう!
ほとんどの業者がスキャルピングを認めている
1つ目のメリットは「ほとんどの業者がスキャルピングを認めている」ことです。
国内FXの場合、多くのFX業者でスキャルピング取引を禁止しているので、数少ない業者から取引する業者を選ばなければいけません。
しかし、海外FX業者はスキャルピングを認めている業者が圧倒的に多いうえに、短期売買向きの低スプレッド口座を用意しています。
自分が取引したい業者でスキャルピングできる&有利な環境が整えられているので、国内FXよりも稼ぎやすいでしょう。
ハイレバと組み合わせたスキャルピングができる
2つ目のメリットは「ハイレバと組み合わせたスキャルピングができる」ことです。
海外FX業者は、数百~数千倍のレバレッジをかけることができます。また、一部業者を除いてスキャルピング行為も認められています。
この2つを組み合わせると、一瞬で大きな利益を狙う「ハイレバスキャルピング」ができるので効率良く稼げます!
ゼロカットシステムがあるので追証リスクがない
3つ目のメリットは「ゼロカットシステムがあるので追証リスクがない」ことです。
海外FX業者はゼロカットシステムを搭載しているので、追証リスクなしで取引することができます。
そのため、ポジション保有中に急変動しても、入金額以上の損失が発生することはありません!
豪華なボーナスだけでスキャルピングを体験できる
4つ目のメリットは「豪華なボーナスだけでスキャルピングを体験できる」ことです。
海外FX業者はボーナスキャンペーンを開催しているところが多く、口座開設ボーナスや入金ボーナスを活用して、証拠金を増やした取引ができます。
証拠金が増えると、さらに大きなロットでスキャルピング取引が行えるので、有利に働きますよ。
為替変動リスクが軽減できる
5つ目のメリットは「為替変動リスクが軽減できる」ことです。
スキャルピングでは、数秒間~数分間だけポジションを保持し、すぐに決済して利益を積み重ねます。
そのため、1日単位の取引手法であるデイトレードや、数日以上を見越した取引をするスイングトレードと比べて、ポジション保有時の為替変動のリスクを抑えられます。
また、スキャルピングトレードでは、「損切り設定」をして取引するのが一般的ですが、他のトレード手法よりも1回あたりの損益が小さくなるので、損失が発生した場合も最小限に留められます!
海外FXでスキャルピングをするデメリット2選
海外FXはスキャルピングするのにぴったりな環境が整えられていますが、デメリットもあります。
- 取引コストが高い
- 相場の分析が必要になる
それぞれ解説していきます。
取引コストが高い
1つ目のデメリットは「取引コストが高い」ことです。
スキャルピングは1日に数十~数百もの取引を繰り返すので、他のトレード手法よりも取引コストが高くなります。
例えば、1.0pipsのドル円を取引した場合、1日100回のスキャルピング取引を行うと100pipsのスプレッドが発生しますが、デイトレードなら1pipsで済みます。
そのため、スキャルピングをする業者・口座タイプを選ぶ際には取引コストを重視するようにしましょう。
相場の分析が必要になる
2つ目のデメリットは「相場の分析が必要になる」ことです。
スキャルピングは短期間で何度も取引を行うので、相場の分析をせずにギャンブルトレードをしても勝率が50%になります。
しかし、先ほど説明したように取引コストが発生するため、勘に頼ってトレードしていては損失が大きくなるでしょう。
スキャルピングトレードで稼ぐのであれば、テクニカル分析やトレードルールの活用は必須になります。初心者が最初から稼ぐのは難しい手法なので、まずはデモ口座や口座開設ボーナスを利用して練習を重ねることをおすすめします。
海外FXのスキャルピング口座を選ぶコツ8選
続いて、海外FX業者のスキャルピング口座選びのコツを紹介していきます。
スキャルピング取引をする口座を選ぶ際には、以下の8つの項目を重視するようにしましょう。
- スキャルピングが認められていること
- 約定力が高いECN方式を採用していること
- cTraderが使えること
- 低スプレッドで取引手数料が抑えられていること
- スリッページが起きにくいこと
- 最大レバレッジが高いこと
- ロスカット水準が低めに設定されていること
- ストップレベルが低めに設定されていること
それぞれ詳しく解説していきます!
スキャルピングが認められていること
1つ目のポイントは「スキャルピングが認められていること」です。
多くの海外FX業者はスキャルピング取引を認めていますが、一部業者は禁止・制限をしています。
例えば、人気FX業者のiFOREXはスキャルピング自体を禁止しています。また、サーバーに負担がかかる大ロットでのスキャルピング取引のみを制限している業者も存在します。
この2社以外であれば問題なくスキャルピング取引を行えますが、念のため口座開設前に利用規約を確認するようにしましょう。
約定力が高いECN方式を採用していること
2つ目のポイントは「約定力が高いECN方式を採用していること」です。
注文方式 | 約定力 | 約定拒否 | スプレッド | スキャルピングの可否 |
---|---|---|---|---|
DD方式 | 高くない | ある | 狭い | 認められにくい |
STP方式 | 高い | ない | 広い | 認められやすい |
ECN方式 | とても高い | ない | 0pips~狭い | 認められやすい |
口座タイプによって注文方式は異なり、DD方式・STP方式・ECN方式に分けられます。この中でスキャルピングに最も向いているのは、ECN方式です。
ECN方式では、顧客の注文がインターバンク市場に直接流れるので、トレーダーの注文が約定拒否されることはほぼなく、約定力が非常に高いです。
さらに、DD方式と違って、FX業者のディーラーが仲介しないため、スキャルピングもECN方式が一番認められやすいですよ。
cTraderが使えること
3つ目のポイントは「cTraderが使えること」です。
cTraderは、ロンドンの「Spotware Systems Ltd」が2011年に開発したECN専用の取引ツールです。
シェア率の高いMT4と比較して動作が速く、サクサク注文が通ります。また、取引の透明性が高く、理不尽に不利な条件で約定することがありません。
初期状態でも豊富な機能が揃っているので、スキャルピングをするなら是非使ってみてください。
低スプレッドで取引手数料が抑えられていること
4つ目のポイントは「低スプレッドで取引手数料が抑えられていること」です。
スキャルピングで勝つためには、低スプレッド&取引手数料が安い口座を選ばなければいけません。
スキャルピングは数秒~数分の超短期取引を何度も繰り返すので、スプレッドが広い業者・口座タイプを利用すると取引コストが高くなってしまいます。
一般的に、スプレッドに狭い口座タイプ(ECN口座)は取引手数料が発生するため、スプレッドと取引手数料を合計した取引コストを重視してください。
スリッページが起きにくいこと
5つ目のポイントは「スリッページが起きにくいこと」です。
スリッページが起こると、トレーダー側に不利なレートで約定してしまうので利益が減ってしまうリスクがあります。
スリッページを回避するには、STP方式またはECN方式の口座を提供している海外FX業者で取引するようにしましょう。
STP方式やECN方式の口座を使えば、ディーラーの故意的な価格操作によるスリッページは避けられます。
最大レバレッジが高いこと
6つ目のポイントは「最大レバレッジが高いこと」です。
一般的に、スキャルピングでは1pips~10pipsの値幅を狙って注文するので、大きな利益を得るにはロット数を上げなければいけません。
最大レバレッジが高いほど、ロット数を上げられるので、なるべくハイレバ取引ができる業者・口座タイプを使うようにしてください。
ロスカット水準が低めに設定されていること
7つ目のポイントは「ロスカット水準が低めに設定されていること」です。
ロスカット水準が低いほど含み損に耐えられ、マイナスがプラスになるチャンスが増えるので、トレーダーに有利に働きます。
ロスカット水準を0%に設定している業者では、資金がゼロになるギリギリまで取引できますよ。
特にハイレバスキャルピングをするのであれば、わずかな相場変動で資金を一気に失ってしまうこともあるので、ロスカット水準は必ず確認するようにしましょう。
ストップレベルが低めに設定されていること
8つ目のポイントは「ストップレベルが低めに設定されていること」です。
スキャルピングでは1~3pipsほどの値幅を狙うこともあります。
ストップレベルが広い場合、指値注文・逆指値注文のいずれも現在の価格から数pips離す必要があるので、利確や損切を細かく設定できません。
ストップレベルが低い、またはゼロに設定されている口座を選ぶことで、有利に取引できるようになりますよ。
海外FXのスキャルピング口座おすすめ比較ランキング【BEST4】
海外FX業者 | 口座タイプ |
---|---|
AXIORY | ナノ口座 テラ口座 |
TitanFX | ブレード口座 |
XM | KIWAMI極口座 |
Tradeview | ILC口座 |
スキャルピング向き口座選びのポイントをもとに、おすすめ比較ランキングを作成しました!
第1位から紹介していきます。
第1位:AXIORY(ナノ口座・テラ口座)|約定率99.9%!スキャルピングに最適な環境
スキャルピング | 制限なし |
スプレッド | 0.4pips~ |
取引手数料 | 1ロットあたり往復6ドル |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 20% ※マックス口座は0% |
約定力 | 約定率99.99% 約定実績の公開あり データサーバーはEQUINIX社 |
取引方式 | NDD方式 |
ストップレベル | 0.0pips |
スキャルピング向きの口座おすすめランキング、第1位はAXIORYのナノ口座・テラ口座です!
AXIORYは低スプレッド&高約定力のトレード環境を提供している海外FX業者で、スキャルピングトレーダーから人気を集めています。金融ライセンスを取得しているうえに、資産保証額の上限もないので安全性・信頼性も高いです。
ナノ口座はMT4、テラ口座はMT5で取引することができます。
スキャルピングで億トレーダーを目指したい方や安全に取引したい方は、是非AXIORYで口座開設してみてくださいね!
2023年12月に新登場したマックス口座は最大レバレッジ2,000倍&ロスカット水準0%なので、ハイレバスキャルピングを行いたい方におすすめの口座タイプです。
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公式サイト:https://axiory.com/
第2位:TitanFX(ブレード口座)|CFD銘柄のスキャルピングにおすすめ
スキャルピング | 制限なし |
スプレッド | 0.3pips~ |
取引手数料 | 1ロットあたり往復7ドル |
最大レバレッジ | 500倍 |
ロスカット水準 | 20% |
約定力 | データサーバーはEQUINIX社 |
取引方式 | NDD方式 |
ストップレベル | 0.0pips |
スキャルピング向きの口座おすすめランキング、第2位はTitanFXのブレード口座です!
TitanFXは2014年に設立した海外FX業者で、取引コストが安いことで支持を集めています。さらに、約定力も高いので、ストレスフリーにスキャルピング取引ができます。
特にCFD銘柄を取引するトレーダーが多く、ゴールドの平均スプレッドは2.1pipsとかなり低めに設定されています。
サポートも手厚く、平日24時間いつでも&日本語対応してくれるので、スキャルピング初心者の方でも安心して取引できますよ!
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公式サイト:https://jp.titanfx.com/
第3位:XM(KIWAMI極口座)|ハイレバスキャルピングとの相性抜群
スキャルピング | 制限なし |
スプレッド | 0.6pips~ |
取引手数料 | なし |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
約定力 | リクオート・約定拒否なし |
取引方式 | NDD方式 |
ストップレベル | 0.0pips |
スキャルピング向きの口座おすすめランキング、第3位はXMのKIWAMI極口座です!
XMは日本人トレーダーから最も人気な海外FX業者です。そんなXMが2022年にリリースしたKIWAMI極口座は、業界最安値の取引コストを実現しています!
スプレッド自体は最低0.6pips~とそこまで狭くないですが、取引手数料無料&最大レバレッジ1,000倍で取引できるので、ハイレバスキャルピングをしたい方には最適な口座といえるでしょう。
2024年12月31日までに新規申し込みすると、口座開設ボーナス13,000円を使ってKIWAMI極口座を無料体験できるので、是非この機会にXMでスキャルピングを始めてみてください。
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公式サイト:https://xmtrading.com/
第4位:Tradeview(ILC口座)|取引コスト重視の中~上級トレーダー向け
スキャルピング | 制限なし |
スプレッド | 0.0pips~ |
取引手数料 | 1ロットあたり往復4ドル |
最大レバレッジ | 200倍 |
ロスカット水準 | 20% |
約定力 | データサーバーはEQUINIX社 |
取引方式 | NDD方式 |
ストップレベル | 0.0pips |
スキャルピング向きの口座おすすめランキング、第4位はTradeviewのILC口座です!
Tradeviewは取引コストが非常に安く、中~上級者トレーダーにおすすめです。スキャルピング取引でも手元に残る利益が多くなりますよ!
また、通貨ペア・取引ツールの種類が多いので、取引チャンスを少しでも増やしたい方にもぴったりです。
ロスカット水準は100%・ボーナスキャンペーンがないなどのデメリットもありますが、スキャルピングの腕に自信のある方は是非Tradeviewで口座開設してみてください!
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公式サイト:https://www.tradeviewforex.com/
海外FXのスキャルピングの禁止事項
ほとんどの海外FX業者はスキャルピングを認めています。
しかし、以下のような取引は利用規約で禁止されている業者もあり、これらの行為を行うと出金拒否・口座凍結など重いペナルティが課せられるので、しっかり確認していきましょう。
- 複数口座・他社口座間の両建て行為
- 裁定取引
- 窓開けを狙った取引
- 経済指標発表時を狙ったスキャルピング
それぞれ見ていきます。
複数口座・他社口座間の両建て行為
1つ目は「複数口座・他社口座間の両建て行為」です。
一部を除いた海外FX業者は、以下のような両建て行為を認めていません。
- 複数口座間の両建て:ある業者の口座Aでドル円を1ロット買い、口座Bでドル円を1ロット売りのエントリーをする
- 他社口座間の両建て:業者Cでドル円を1ロット買い、業者Dでドル円を1ロット売りのエントリーをする
海外FX業者はゼロカットシステムを採用しているので、両建てした一方のポジションは最大でも入金額分の損失しか発生しません。どちらかの口座でゼロカットシステムが発動しても、もう片方の口座では利益が出るようになります。
このような両建て・スキャルピングを繰り返すと、ゼロカットシステムの悪用だと判断されてペナルティが課せられる可能性があります。
AXIORYでは禁止していませんが、度を超えた取引をしてしまうと注意されるので、適度に行うようにしてください。
裁定取引
2つ目は「裁定取引」です。
この複数の通貨間に価格差が生じた場合、わずかとはいえ確実に利益を得ることができるので、ほとんどの海外FX業者で禁止されています。
最近はAIを使って裁定取引するトレーダーも増えていますが、すぐに業者側にバレてペナルティが課せられるため、絶対に行わないようにしてください。
窓開けを狙った取引
3つ目は「窓開けを狙った取引」です。
マーケットは土曜の朝にクローズ&翌週月曜の朝にスタートしますが、土日や年末年始に重大な事件やイベントが起こった場合、月曜の始値が金曜の終値とずれることがあります。
窓開けが発生しても、週明け後に埋めにいく傾向にありますが、その窓埋めのみを狙った大ロットの取引は禁止されており、利用規約違反となります。
結果的に窓埋めを狙っていたなら問題ないですが、何度も繰り返していると何かしらのペナルティが生じるので注意しましょう。
経済指標発表時を狙ったスキャルピング
4つ目は「経済指標発表時を狙ったスキャルピング」です。
経済指標発表時は価格が大きく動くので、ハイレバで取引すれば、大きな利益を出すチャンスになります。
しかし、大きく値動きすることを予想した大ロットのスキャルピング行為は、禁止している業者もあります。
多くのトレーダーが損失をした場合、その損失を補填する業者の負担を減らす目的で禁止していることを理解しましょう。
海外FXのスキャルピングで勝てる手法
海外FXのスキャルピング取引で利益を生むおすすめの手法を紹介します!
- ボリンジャーバンドを利用したスキャルピング
- 押し目・戻り目を狙うスキャルピング
- 市場が切り替わるタイミングでのスキャルピング
- キリ番のみを狙ったスキャルピング
それぞれ紹介していきます!
ボリンジャーバンドを利用したスキャルピング
1つ目は「ボリンジャーバンドを利用したスキャルピング」です。
ボリンジャーバンドの±2σの線に沿ってローソクが移動する「バンドウォーク」を利用して取引するのがおすすめです!
トレンドが発生している時はバンドウォークが現れやすく、これに沿ってスキャルピングを行えば安全&勝てる確率が上がります。
押し目・戻り目を狙うスキャルピング
2つ目は「押し目・戻り目を狙うスキャルピング」です。
この押し目・戻り目を上手に活用すればトレンドに乗りやすくなるので、大きな利益を期待できます。
とはいえ、押し目・戻り目でポジションを持つのは逆張りになるので、タイミングによっては損失が発生することもあります。
押し目・戻り目を狙ったスキャルピングは、小ロットで行うなどリスク管理をするようにしましょう。
市場が切り替わるタイミングでのスキャルピング
3つ目は「市場が切り替わるタイミングでのスキャルピング」です。
先ほど紹介したように、経済指標発表直後はスプレッドが広がったり、新規ポジションの最大レバレッジが制限されたりすることがあります。
しかし、市場が切り替わるタイミングであれば、指標発表直後ほどではないものの、相場が動きやすくなるので少額のスキャルピングでも大きな利益を出しやすくなります。
例えば、17時(夏時間は16時)は東京市場からロンドン市場に切り替えるタイミングで、取引が一斉に始まる分、為替相場も大きく変動するので狙い目ですよ。
キリ番のみを狙ったスキャルピング
4つ目は「キリ番のみを狙ったスキャルピング」です。
キリ番は世界中のトレーダーが注目しているラインで、初心者でも分かりやすいことが特徴です。
ニューヨーク時間やヨーロッパ時間のキリ番付近のレートの動き方を研究したり、損切り貧乏にならないようにストップロスを置く場所を工夫したりすると勝ちやすくなるでしょう。
海外FXでスキャルピングする際に注意すること5選
海外FXでスキャルピングをする際に注意してほしいことを5つ紹介します。
- スキャルピングを禁止・制限している業者もある
- 国内FX業者よりも取引コストは高め
- マイナー通貨ペアはスプレッドが広がりやすい
- EAでのスキャルピングも可能
- スプレッドは変動制
詳しく解説していきます。
スキャルピングを禁止・制限している業者もある
1つ目は「スキャルピングを禁止・制限している業者もある」ことです。
例えば、スキャルピング自体を禁止しているiFOREXの取引規約には、以下のような記載があります。
許可されない取引行為
iFOREXは公正な取引をサポートし、遅延価格での取引や価格操作、時間操作など不正な取引や、違法または不当な優位性を得るために利用されるその他の行為などの行為を容認しません。このような行為の例を以下に示します。(ここに記載されるものがすべてではありません)
スキャルピングはわずかな価格の動きで大きな利益を出そうと試みる取引戦略です。この戦略を実行するトレーダーは、小さな価格変動は大きなものに比べて捉えやすいという考えに基づき、1日に10から数百に及ぶ取引を行います。
iFOREXの取引規約
また、大ロットのスキャルピングを禁止しているGEMFOREXのガイドラインには以下のように記載されています。
以前の事例となりますが、短期間(5分間を目安)に往復合計10LOT以上での連続したお取引を継続された結果、カバー先にて予告無く取引停止となり、該当取引分につきましてdeal cancelとなったケースがございました。その結果、利用規約第12条18項とし、同規約第20条2項に沿った処置となりました。また、そこまでの処置にはなりませんが、極端な証拠金率における回転率と判断され、注文が入り難くなる場合もございます。ご参考の上、ご心配な場合には一度弊社まで確認のご連絡を頂きますようお願い致します。
GEMFOREXのガイドライン
ロースプレッド口座でのスキャルピングのルールとして、短期間(5分間を目安)に往復合計10LOT以上での連続したお取引を頂く可能性がある方は事前にご連絡を頂き、弊社よりカバー先に許可を取らせて頂く必要がございます。許可を取らずにお取引を継続されますとカバー先より予告無く取引停止となり、該当取引分につきましてdeal cancelとなる場合がございます。
GEMFOREXのガイドライン
特に、GEMFOREXのロースプレッド口座で大口取引を行う場合は事前連絡が必要なので、覚えておきましょう。
GEMFOREXでは出金遅延が発生しており、2024年現在、サービス自体を停止しています。
信頼性のある大手海外FX業者で取引をしたい方は、取得難易度の高いライセンスを保有している&日本人トレーダーからの人気No.1の「XM」がおすすめです!出金遅延の噂もないので、安心して取引・入出金できます。
2024年12月現在、XMで新規口座開設をすると、口座開設ボーナス13,000円分がもらえるため、お得に始めることができますよ!
\ 業界最狭レベルのスプレッド! /
公式サイト:https://axiory.com/
国内FX業者よりも取引コストは高め
2つ目は「国内FX業者よりも取引コストは高め」です。
海外FX業者の中には「最低スプレッド0.0pips」とアピールしているところもありますが、実際に0.0pipsで取引できることはほとんどなく、別途取引手数料を支払わなければいけないケースが多いです。
国内FX業者と海外FX業者の取引コストを比べると、海外FX業者の方が高くなるでしょう。
しかし、数百~数千倍のレバレッジをかけて取引できたり、ゼロカットシステム搭載で追証リスクなしで取引できたりするのは海外FXならではです。
このように、海外FX業者はトレーダーが有利に取引できるサービスを豊富に提供している分、取引コストが高めなのだと理解しておきましょう。
マイナー通貨ペアはスプレッドが広がりやすい
3つ目は「マイナー通貨ペアはスプレッドが広がりやすい」ことです。
マイナー通貨ペアはメジャー通貨よりも知名度が低い&取引しているトレーダーが少ないので、ボラティリティが小さく、注文成立に時間がかかります。
そのため、スプレッドが広がりやすく、スキャルピング向きではない通貨ペアもたくさんあります。
スキャルピング取引で大きく稼ぎたいのであれば、ボラティリティが大きいメジャー通貨を選ぶようにしましょう。
EAでのスキャルピングも可能
4つ目は「EAでのスキャルピングも可能」です。
スキャルピングを認めている海外FX業者のほとんどが、EA(自動売買)を利用した取引も認めています。EAを活用すれば、早朝や深夜でも自動的にポジションを決済してくれるので、効率良く稼げます。
しかし、EA取引をする場合、知らないうちに他社口座間の両建て行為・裁定取引になっている可能性があります。EAを稼働する前に、利用規約違反となるロジックが含まれていないか確認するようにしてください。
スプレッドは変動制
5つ目は「スプレッドは変動制」です。
国内FXは固定制スプレッドを採用しており、いつでも同じスプレッドで取引できます。その一方、海外FXは変動スプレッド制を採用しているので、時間帯によってスプレッドが変動します。
海外FXの場合、時間帯やボラティリティの大小によってスプレッドが常に変動しているので、タイミングを誤ると不利なスプレッドで約定してしまう可能性があります。
国内FX取引をする時よりも、エントリー・決済のタイミングを十分考慮するようにしましょう。
海外FXのスキャルピングに関するよくある質問
海外FXのスキャルピング【まとめ】
海外FXのスキャルピングについて、おすすめの口座や取引ルールを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
スキャルピングが認められている業者を選んだうえで、「取引コストが安い&ECN方式を採用&ハイレバ取引できる」などの観点から口座タイプを選ぶようにしましょう。特に、取引コストは小さい利益をコツコツ積み重ねるなら重視すべきです!
最後に、おすすめのスキャルピング口座をまとめておくので、口座タイプ選びの参考にしてくださいね。