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旅行者下痢症について

「細菌による下痢症」

コレラ
病原体 コレラ菌
症状 激しい下痢や嘔吐。便は「米のとぎ汁」に似ている。
潜伏期間:1~5日(通常1~3日)
致死率:1~5%
感染経路 コレラ菌に汚染された水、食品などを摂取することにより感染する。
予防方法 予防接種の他に、コレラが流行している国では、生水、氷、生の魚介類は避けること。
その他 適切な治療を受ければ2~3日で回復するが、重症例では放置すると脱水のため24時間以内に死亡する。

細菌性赤痢
病原体 赤痢菌
症状 下痢、発熱、腹痛、血便
潜伏期間:1~5日(通常1~3日)
特徴:致死率はそれほど高くないが強い感染力を持ち、家庭内での2次感染率は40%に及ぶ。
感染経路 赤痢菌に汚染された水、氷、食品などを摂取することにより感染する。
予防方法 生水、氷、生ものは避けること。不衛生な飲食店、屋台での飲食は避けること。
その他 感染力は強く、患者の手やドアノブなどからも感染するので注意が必要。

腸チフス・パラチフス
病原体 チフス菌、パラチフス菌
症状 発熱、バラ疹(胸腹部に現れる淡紅色の発疹)、便秘
潜伏期間:3~3ヶ月(通常1~3週間)
感染経路 チフス患者の糞便や尿、チフス菌を持ったネズミからの排泄物に汚染された水、食品を摂取することにより感染する。
予防方法 生水、氷、生ものは避けること。不衛生な飲食店、屋台での飲食は避けること。
その他 旅行者下痢症の中でも発生頻度が高く、治療にも時間がかかるので注意が必要。

毒素原性大腸菌
病原体 毒素原性大腸菌
症状 腹痛、下痢、吐き気、嘔吐
潜伏期間:1~2日
感染経路 菌に汚染された水や生野菜
予防方法 生水、生野菜は避けること
その他 アジア渡航による旅行者下痢症の50%を占める。症状は抗生剤を使わなくとも通常数日で自然軽快する。

腸管出血性大腸菌(O-157)
病原体 腸管出血性大腸菌
症状 下痢、血便
潜伏期間:1~10日
感染経路 菌は家畜の腸に棲んでおり、菌に汚染された食物より感染する
感染者からの感染もある
予防方法 挽肉やハンバーグは火の通ったものを食べる
牛乳は殺菌処理済みであることを確認する
その他 子供や高齢者では溶血性尿毒症症候群を合併し、重症化することがある。

カンピロバクター腸炎
病原体 カンピロバクター菌
症状 腹痛、発熱、嘔吐、下痢、血便
潜伏期間:2~7日
感染経路 菌は家畜の腸に棲んでおり、菌に汚染された食物より感染する
予防方法 食肉は完全に火の通ったものを食べる
その他 症状は数日で自然軽快するが、血便が1週間以上続くこともある。

腸炎ビブリオ
病原体 腸炎ビブリオ菌
症状 下痢、腹痛、嘔吐
潜伏期間:6~36時間
感染経路 暖かい海水中に広く分布しており、魚介類を生で食べることにより感染する
予防方法 菌は4度以下では増殖しないので、魚介類は冷蔵保存のものを食べるか、加熱したものを食べる
その他 症状は3~4日で自然軽快する。

サルモネラ
病原体 サルモネラ菌
症状 発熱、腹痛、嘔吐、下痢
潜伏期間:6~48時間
感染経路 鶏肉関連食品からの感染がもっとも多い
予防方法 -
その他 通常1週間程度で軽快するが、重症の場合抗生物質による治療が必要。

赤痢アメーバ症
病原体 赤痢アメーバ
症状 下痢、腹痛
潜伏期間:2~6週間
感染経路 寄生虫の一種である赤痢アメーバによる感染
予防方法 -
その他 治療が遅れると生命を落とす危険性がある。

ロタウィルス下痢症
病原体 ロタウィルス
症状 嘔吐、下痢
潜伏期間:2日以内
感染経路 患者の便に存在するウィルスから感染
予防方法 -
その他 ロタウィルスを殺す薬はないが、症状は4~5日で自然軽快する。

ノーウォーク様ウィルス下痢症
病原体 ノーウォークウィルス
症状 嘔吐、下痢、腹痛、発熱
潜伏期間:1~2日
感染経路 患者の便に存在するウィルスから感染
カキなどの海産物からも感染する
予防方法 -
その他 症状の持続期間は3日以内で特別な治療は必要としない。