• ホーム
  • 基金について
  • 海外医療情報
  • お勧めリンク集
  • よくある質問

ホーム > 海外医療情報 > ニュースレター(機関紙)

ニュースレター(機関紙)

健康コラム―中国人の生活の知恵(21)「北京より地震お見舞い申し上げます。」
NL11030106
健康、中国


健康コラム―中国人の生活の知恵(21)
「北京より地震お見舞い申し上げます。」



北京グローリークリニック
院長 朴順子

この度の東日本大地震(東北地方太平洋沖地震)では、あまりにも多くの尊い生命が一瞬にして奪い去られ、今なお大勢の人々が先の見えない過酷な避難生活を強いられています。衷心より哀悼の意を表しますとともに、心からのお見舞いを申し上げます。

地震発生のニュースは瞬く間に中国全土を駆けめぐり、日本にいる家族や友人の安否を確かめる電話が殺到して、回線がつながりにくい状態が終日続きました。遠く離れた家族の無事を祈る気持ちはみな同じです。

今から3年前、2008年5月12日に中国四川省で起きた大地震のことが思い出されます。世界各国から被災地へ温かい援助の手が差し伸べられましたが、なかでも日本からは官民あげた大きなご支援をいただきました。私が事務局長をしているNPO法人日中医学交流センターでも、多くの医薬関連企業や個人の方々から寄せられた寄付金や支援物資を被災地へ送り届けました。日本の全国各地で、子どもからお年寄りにいたるまで、大勢のごく普通の市民が心からの同情を寄せて義援金に応じる姿には、強く胸をうたれました。日本政府が派遣した救助チームの活躍ぶりも中国で大きな話題になりました。不意の災難に出遭ったとき、他人から受けた人情はひとしお身に染みます。まさにこの時がそうでした。

最近、宮城県女川町の水産加工会社で働いていた中国の若い女子研修生を安全な高台へ誘導し終えた後、襲ってきた大津波から逃げ切れず飲み込まれた日本人男性のことが中国のメディアで大きく報じられました。自分を犠牲にして彼女らを救った、この男性の献身的な行為は、中国の人々の間で静かな感動を呼んでいます。また、地震と津波に加え原発事故という三重の深刻な事態のさなかでも、人々が冷静さを失わず、安定と秩序が保たれている社会の様子に、日本人の公徳心や素質の高さを感じてもいます。

私ども北京グローリークリニックで義援金を呼びかけたところ、病院のスタッフ全員がいち早く拠出しあい、さらに来院される多くの患者さんも積極的に応じてくださっており、近くこれらの浄財を日本大使館へお届けすることにしています。私たちは遠く離れていても、心は被災地の皆さんとひとつです。

日本の皆さんは、これまでも度重なる試練を乗り越え、豊かな社会を築いてこられました。この未曾有の災害を乗り越え、一日も早く郷里の復興を成し遂げられますよう心から祈っております。




◇編集部より◇2009年7月よりコラム「中国人の生活の知恵」を開始しました。中国四千年とも五千年とも言われる長い歴史の中で培われた先人の深い知恵と最新の医学情報に基づいた、日々を健康に過ごすためのアドバイスを北京グローリークリニック(http://www.glory-clinic.com/)朴院長がお届けします。
今月は励ましの言葉で元気をいただきました。ありがとうございます。
読後の感想、意見、質問および今後取り上げて欲しい話題のリクエストなどを受け付けます。
ニュースレター連絡コーナーhttp://www.jomf.or.jp/ninq/index.htmlからご連絡お願い申し上げます。

「健康コラム―中国人の生活の知恵」索引コーナー
http://www.jomf.or.jp/jyouhou/jigyou_iryou2/jigyou_iryou2_4.html#chie

お知らせ続報です。北京グローリークリニック(http://www.glory-clinic.com/)は昨年9月に中日青年交流センター内に新築された「二十一世紀大厦」の1階と2階の2フロア(北京市朝陽区亮馬橋路甲40号、TEL:010-8444-6168(代表))に移転、近日中にグランドオープンの予定です。これまで同様に皆さまの健康をまもるパートナーとしてご利用ください。