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ニュースレター(機関紙)

健康コラム―中国人の生活の知恵(10) 家庭でできる花粉症対策
NL10040106
健康、中国


健康コラム―中国人の生活の知恵(10) 家庭でできる花粉症対策

北京グローリークリニック院長
朴順子

春は秋と並んで一年の中では最も気候の良い穏やかな季節とも言われます。しかし、花粉症に悩む人にとって春は大敵。大量に飛び始める花粉の襲来に頭を悩ます人は少なくありません。中国でも花粉症に悩む人が年々増えています。今回は家庭でできる花粉症対策六つの方法をご紹介してみましょう。

1. 外出を控える
桜花爛漫の季節、何となく心もうきうきして、家中でピクニックというご家庭も多いのではありませんか。小さい子どものいるご家庭ならなおさらでしょう。しかし、花粉アレルギーの方には、花粉が大量に飛ぶ季節の外出は禁物です。花粉の量が少なくなる時期を待ちましょう。

2. 室内外の温度差を小さくする
誰しも室内を夏は涼しく冬は暖かくしたいものです。しかし、そうすると室内と室外の温度差が大きくなってしまいます。花粉症の人は温度差に敏感なので、外から家に帰ったとき、あるいは家から外へ出かけたときに、鼻水やくしゃみなどの症状が出てつらいものです。できれば室温を調節して、室内と室外の温度差をできるだけ小さくすることです。

3. 熱めのお茶を飲み、新鮮な野菜を多く
うだるように暑い日。ついつい冷たいものに手が伸びてしまいがちです。突然の温度変化はアレルギー性鼻炎をひどくしますから、暑い日でもできるだけ熱めのお茶を飲むのがよいのです。
花粉症だからといって特別な治療食を食べる必要はありません。しかし、身体にアレルギー反応が出ているということは、免疫力が劣っていることを意味していますから、できるだけ油で揚げたものが多いファーストフードは避けて、新鮮な野菜(できれば有機野菜)を多く食べ免疫力を高めることが必要です。

4. 規則的に有酸素運動を行う
毎週3回ほど規則的に有酸素運動をして体内の毒素を排出してやります。そうすることで神経系統の機能を高め、免疫力を改善することができます。春先は室内運動を多くして、室外運動を少なくします。

5. 生理食塩水で鼻を洗浄する
鼻水でつらいときは、できるだけ生理食塩水で鼻腔を洗浄し清潔にしてあげます。生理食塩水はさきに体温と同じぐらいに温めておきます。朝起きたときと夜寝る前に行うとより効果的です。

6. 自分でできるマッサージ
鼻がつまるときは、「風池」や「合谷」、「迎香」などのツボをマッサージしてやります。

「風池」は首筋の両側の凹んだところで、耳たぶの下縁とほぼ同じ高さです。マッサージをするときは、前に向けた手のひらを後ろへもっていき、親指の腹で押します。

「合谷」は両手の甲の親指と人指し指の付け根が交わったところの凹みで、一方の「合谷」をマッサージするときはもう一方の手の親指で押さえるのですが、「合谷」の経絡は交差して鼻翼に通じていますので、左の鼻が詰まっているときは右手の「合谷」を、右の鼻の場合はその逆を押さえるのです。漢方医学でいわれる「左の病は右を治し、右の病は左を治す」とはこのことです。

「迎香」は鼻の小鼻の両脇で少しくぼんでいるところ。何気なく鼻をつまむと、親指と人さし指の先が触れるあたりで、人指し指の腹で押さえます。




◇編集部より◇2009年8月よりコラム「中国人の生活の知恵」を開始しました。中国四千年とも五千年とも言われる長い歴史の中で培われた先人の深い知恵と最新の医学情報に基づいた、日々を健康に過ごすためのアドバイスをお届けします。読後の感想、意見、質問および今後取り上げて欲しい話題のリクエストなどを受け付けます。
ニュースレター連絡コーナーhttp://www.jomf.or.jp/ninq/index.htmlからご連絡お願い申し上げます。

「健康コラム―中国人の生活の知恵」索引コーナー
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