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ニュースレター(機関紙)

続・話題の感染症13「最近の上海医療事情-後編-」
NL08020103
中国、感染症

続・話題の感染症13「最近の上海医療事情-後編-」


海外邦人医療基金(顧問)
長崎大学熱帯医学研究所(客員教授)
日本医師会(感染症危機管理対策委員)
おおり医院 院長(神奈川県)
大利昌久

5.病院、クリニックなど

1)全科対応の総合医院(中国では病院のことを医院という)

大きな総合医院はカトリック系以外だと、ほとんどが国営。建物、敷地など日本に比べるとすべて巨大。古い病院の再編成と古い建物のスクラップ、そして再建によって巨大化した。
3級甲等が最高級の医院で、2級乙等などの医院のクラス分けがある。日本人の受診も多い中山医院は、医師を含め、2000人以上のスタッフ。年間の外来数は約100万人を超える有様。

大きな総合医院には、外国人やVIP診療専用の「特診部」・「国際医療部」・「VIP診療部」等が設けられている。(自由診療となるので、医療費は高額)。日本語、もしくは他の外国語で対応可能な医師・看護師・通訳がいる医院もあるが、必ずしも常駐しているとは限らない。事前の確認が必要。

下記リスト上段に載っている医院は3級医院で重症患者のケアも行い、他院から重症患者が搬送される。症状が重い場合には、救急車等で最初からこれらの医院に搬送してもらい、同医院で治療を受けるとよい。 ただし、通訳を使わないと、実際の受診は無理。
その理由には
1) 言葉の壁がある
2) 大変、混雑している
3) 会計の手順が複雑。
などがあり、スムーズにすすまない。






2)専門科対応の専門医院

小児科、産婦人科、耳鼻咽喉科・眼科、精神科の医院をリストアップした。
日本語での診察は難しいので、事前に電話等で確認が必要。通訳を伴った方が良い






3)日本語での診療が可能な医院・クリニック(日本人医師が勤務する医療機関)

初めての日系クリニックは上海浦東森茂診療所で1988年開院。
次いで、2003年、SARS発生時、上海グリーンクリニックが開設された。
その後、最近になって、おおり医院の分院として上海ジャパンクリニックが開設された。
今や、日系クリニックも質の時代に入り、受診者がクリニックを選べる点は、評価したい。






※上海ジャパンクリニック
上海ジャパンクリニックは、日本人、韓国人が数多く居住し、在日本総領事館にも近い古北地域の康聯医院Kanglian Hospital(シンガポール系インターナショナル医院)の4階に、日本人専門のクリニックとして新設。
日本人医師による診療を開始。内科、小児科中心。同4階には、日本人歯科医が近く赴任する。同病院6階には米国人医師による癌センター、循環器センターも開院予定。
7階には、20床の入院ベッドもあり、緊急時の対応も可能。
一般の診療以外に健康診断、人間ドックも充実。
尚、医療アシスタンス会社と連携し、日本への緊急搬送も対応中。

特記事項:おおり医院と連携。
FAX 81-465-75-1997(日本)、86-21-6270-5400(中国)
Eメール spiders211@yahoo.co.jp で医療相談が可能(無料。通信費は相談者負担)。中国に関しては、中国の医療事情に詳しい医師が担当中。



4)日本語を話す外国人医師または通訳が対応する医療機関






6.アシスタンス会社及び医療相談会社

アシスタンス会社は医院・専門医の紹介、通訳の派遣、治療状況のモニター、保険費請求代行、当地に見舞いに来られる家族の呼び寄せ・送迎、日本等への緊急搬送サービスなどの様々なサービス提供を行っている。
海外旅行傷害保険に加入している方は、その契約書の確認が必要。提携しているアシスタンス会社、あるいは緊急移送会社として記載されている。


(1)上海ウェルビー(WellBe)
住所:長寧区中山西路1800号 兆豊環球中心大厦25階F1座
電話番号: 6440-0055
備考:医療コンサルタント

(2)上海聖傑医療服務有限公司
住所:虹口区海寧路269号 森林湾大厦B棟1005室
電話番号:6309-5865

(3)インターナショナルSOS
住所:徐匯区徐家匯路555号 広東発展銀行大厦11C
電話番号:6295-0605




◇続・話題の感染症12「最近の上海医療事情-前編-」はこちらから
http://jomf.health.co.jp/cgi-bin/disptext.cgi?n100/2008010103