世界におけるインフルエンザ流行状況について

【2017年5月15日】(更新9)

2017年5月までのデータに基づくインフルエンザ流行の状況です。下記はFORTH情報(要約ベース)を引用しています。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2017/05171113.html

 

 WHOから発表された2017430日までのデータに基づくインフルエンザ流行の状況です。詳細の報告は各地域事務局のサイト情報でも掲載されています。詳細は、参考に示された各サイトを基に原文をご参照ください。

 

要約

 

●北半球温帯地域では、インフルエンザの活動の低下が続いていました。(一方)南半球温帯地域では、いくつかの国でインフルエンザの活動が流行シーズンの警戒レベルに達しましたが、全体としては低い状態で留まっていました。

2017417日から430日までのデータが、FluNet(協定世界時間2017512 06:57:21まで)に基づき、103の国と地域にある国立インフルエンザ・センター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から集められました。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、この間に79,447本を超える検体が検査されました。インフルエンザ・ウイルスが陽性となった検体は7,736本で、このうち2,683検体(34.7)がインフルエンザA型、5,053検体(65.3%)がインフルエンザB型でした。インフルエンザA型ウイルスの亜型では、642検体(45.1%)がインフルエンザA(H1N1)pdm09782検体(54.9%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザBウイルスのうち、396検体(51.8%)B-山形系統で、369検体(48.2%)B-ビクトリア系統でした。

 

【2017年4月17日】(更新7)

2017年4月までのデータに基づくインフルエンザ流行の状況です。下記はFORTH情報(要約ベース)を引用しています。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2017/04211052.html

 

 WHOから発表された201742日までのデータに基づくインフルエンザ流行の状況です。詳細の報告は各地域事務局のサイト情報で掲載されています。詳細は、参考に示された各サイトを基に原文をご参照ください。

 

要約

 

 北半球温帯地域では、インフルエンザの活動の低下が続いていました。(一方)南半球温帯地域では、インフルエンザの活動は低い状態で留まっていました。世界全体で、インフルエンザAH3N2)ウイルスとインフルエンザBウイルスが伝播しており、この数週間は、インフルエンザBウイルスの検出割合が増えてきています。

 

●北米のカナダとアメリカ合衆国では、インフルエンザの活動が少しずつ低下してきました。(検出されているのは)主にインフルエンザAH3N2)ですが、少しずつインフルエンザBウイルスの検出が増えてきました。メキシコでは、検出される全てのタイプのインフルエンザが減ってきました。

●ヨーロッパでは、インフルエンザの活動が低下してきました。その中で、ヨーロッパ北部と東部では、インフルエンザBウイルスが多く検出されていました。インフルエンザ様疾患(ILI)と急性呼吸器感染症(SARI)の指標は、全体的に、低い状態か(注意)基準よりも低いレベルにありました。

●中央アジアでは、インフルエンザ様疾患(ILI)と急性呼吸器感染症(SARI)の活動が低下してきていました。しかし、インフルエンザ・ウイルスの検出に関する新たな情報は報告されませんでした。

●東アジアでは、全てのタイプのインフルエンザの検出が報告され続けていました。

●西アジアでは、インフルエンザの活動が低下してきました。(検出されているのは)インフルエンザBウイルスでした。

●南アジアでは、インフルエンザの活動が低下してきているものの、報告が続いていました。ブータンでは、この数週間はインフルエンザ様疾患(ILI)とインフルエンザの活動が高まっていきました。ここでは、インフルエンザAH3N2)ウイルスとインフルエンザBウイルスが伝播していました。

●東南アジアでは、インフルエンザの活動は低い状態でした。

●アフリカ北部のチュニジアでは、インフルエンザの活動は低いものの、インフルエンザAH3N2)とインフルエンザBの両ウイルスが報告されました。

●アフリカ東部と西部では、インフルエンザの活動は低いものの、この数週間、インフルエンザA(H1N1)pdm09も、インフルエンザAH3N2)も、インフルエンザBも報告されました。

●カリブ海地域の国々と中米では、呼吸器系ウイルスの活動が低い状態でした。

●南米熱帯地域では、インフルエンザ・ウイルスも呼吸器系ウイルスも活動は低い状態でした。コロンビアだけは、RSウイルスの活動が高まっていました。

●南半球温帯地域では、インフルエンザ・ウイルスの活動はオフ・シーズンのレベルでした。チリでは、これまでのこの季節の傾向と一致して、この数週間で、インフルエンザ様疾患(ILI)の活動が警戒レベルまで高まってきました。

2017320日から42日までのデータが、FluNet(協定世界時間2017414 05:41:03まで)に基づき、103の国と地域にある国立インフルエンザ・センター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から集められました。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、この間に118,962本を超える検体が検査されました。インフルエンザ・ウイルスが陽性となった検体は19,667本で、このうち9,791検体(49.8)がインフルエンザA型、9,876検体(50.2%)がインフルエンザB型でした。インフルエンザA型ウイルスの亜型では、924検体(26.2%)がインフルエンザA(H1N1)pdm092,609検体(73.8%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザBウイルスのうち、784検体(65%)B-山形系統で、423検体(35%)がB-ビクトリア系統でした。

 

【2017年3月20日】(更新5)

2017年3月までのデータに基づくインフルエンザ流行の状況です。下記はFORTH情報(要約ベース)を引用しています。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2017/03221056.html

 

 WHOから発表された2017305日までのデータに基づくインフルエンザ流行の状況です。詳細の報告は各地域事務局のサイト情報で掲載されています。詳細は、参考に示された各サイトを基に原文をご参照ください。

 

要約

 北半球温帯地域では、いくつもの国でインフルエンザの活動の低下が見えてきました。特に、東アジア、ヨーロッパの多くの国では、流行が既にピークを過ぎました。世界全体で、インフルエンザAH3N2)が流行していました。南アジアでは、主にH1N1によるインフルエンザの活動が高まってきています。これまでのところ、ほとんどのインフルエンザ・ウイルスの特徴が、北半球インフルエンザ流行(2016-2017)で使用されているワクチンに含まれる成分に照らして、遺伝学的に類似していました。最近の抗ウイルス薬への感受性試験では、採取されたウイルスのほとんどすべてが、抗ウイルス薬ノイラミニダーゼ阻害剤に感受性を示しました。

●北米のカナダとアメリカ合衆国では、全体的に、インフルエンザとその他の呼吸器系ウイルスの活動が低下してきました。メキシコでは、インフルエンザA(H1N1)pdm09が中心となるインフルエンザの活動が高まってきました。

●ヨーロッパでは、この地域で蔓延していたインフルエンザAH3N2)ウイルスとインフルエンザBウイルスによるインフルエンザの活動が目に見えて下がってきました。この数週間は、インフルエンザBウイルスの検出数が増えてきました。65歳を超える人はかなりの頻度でインフルエンザが重症化と関係づけられたことが報告されました。

●東アジアでは、インフルエンザの活動が低下してきました。(検出されるのは)ほとんどがインフルエンザAH3N2)でした。

●西アジアでは、インフルエンザAH3N2)とインフルエンザBの両ウイルスがこの地域に伝播していましたが、治まってきました。

●南アジアでは、インド、スリランカ、モルジブで、インフルエンザの活動が高まってきました。主にインフルエンザAH1N1pdm09が報告され、次いで、インフルエンザBも報告されました。

●東南アジアでは、インフルエンザの活動は低い状態でした。

●アフリカ北部では、インフルエンザAH3N2)とインフルエンザBの両ウイルスが伝播していたチュニジアで、インフルエンザの活動の低下が報告されました。

●アフリカ西部では、ガーナ、マリで、インフルエンザの活動の報告が続いていました。検出された主なウイルスはインフルエンザBでした。アフリカ東部では、インフルエンザの活動がエチオピアとモーリシャスから報告されました。主にインフルエンザAH3N2)が報告されました。

●カリブ海地域の国々と中米では、インフルエンザ・ウイルスもその他の呼吸器系ウイルスも、活動が全般的に低い状態でした。

●南米熱帯地域では、インフルエンザ・ウイルスおよび呼吸器系ウイルスの活動はほとんどの国で低いレベルに留まっていました。コロンビアだけは、RSウイルスの活動が高まった状態でした。

●南半球温帯地域では、インフルエンザ・ウイルスの活動はオフ・シーズンのレベルでした。2017220日から35日までのデータが、FluNet(協定世界時間2017317 09:50:51まで)に基づき、94の国と地域にある国立インフルエンザ・センター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から集められました。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、この間に156,226本を超える検体が検査されました。インフルエンザ・ウイルスが陽性となった検体は34,376本で、このうち26,581検体(77.3)がインフルエンザA型、7,795検体(22.7%)がインフルエンザB型でした。インフルエンザA型ウイルスの亜型では、651検体(8.1%)がインフルエンザA(H1N1)pdm097,392検体(91.9%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザBウイルスのうち、614検体(71.4%)B-山形系統で、246検体(28.6%)がB-ビクトリア系統でした。

 

【2017年2月23日】

2017年2月までのデータに基づくインフルエンザ流行の状況です。下記はFORTH情報(要約ベース)を引用しています。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2017/02231130.html

 

要約

 北半球温帯地域では、インフルエンザの活動が高まりを続けていました。(しかし)東アジア、ヨーロッパのたくさんの国では、流行のピークを迎えたことが示され、下降に転じていることが報告されてきました。世界全体で、インフルエンザAH3N2)が流行していました。これまでのところ、ほとんどのインフルエンザ・ウイルスの特徴は、北半球インフルエンザ流行(2016-2017)で使用されているワクチンに含まれる成分に照らして、遺伝的に類似していました。最近の抗ウイルス薬への感受性試験では、採取されたウイルスはほとんどすべてが、抗ウイルス薬ノイラミニダーゼ阻害剤に感受性を示しました。

 

●北米では、アメリカ合衆国とメキシコで、インフルエンザAH3N2)によるインフルエンザの活動が高まっていました。一方、カナダでは、インフルエンザの活動は下がって来ました。

●ヨーロッパでは、インフルエンザの活動が高い状態でした。流行している亜型はほとんどがインフルエンザAH3N2)でした。(しかし)これまでの週と比べると、ほとんどの国で、現状維持か、減少する傾向であることが報告されました。65歳を超える人では、かなりの頻度でインフルエンザが重症化と関係づけられました。

●東アジアでは、インフルエンザの活動の低下傾向がみえてきました。ほとんどがインフルエンザAH3N2)でした。

●西アジアでは、インフルエンザAH3N2)がこの地域で流行していましたが、インフルエンザの活動が下がってきました。低いレベルですが、インフルエンザBも検出されました。

●南アジアでは、インドとスリランカで、インフルエンザの活動が急激に高まってきました。主にインフルエンザAH1N1pdm09が報告されており、次いで、インフルエンザBとインフルエンザAH3N2)も報告されました。

●東南アジアでは、インフルエンザの活動は低い状態でした。

●アフリカ北部では、インフルエンザの活動がピークを迎えたようでした。インフルエンザAH3N2)ウイルスとインフルエンザBウイルスの検出が報告されました。

●アフリカ西部では、ガーナで、インフルエンザBウイルスの検出が続いていました。

●カリブ海地域の国々と中米では、インフルエンザ・ウイルスもその他の呼吸器系ウイルスも、活動が全般的に低い状態でした。しかし、プエルトリコでは、インフルエンザAH3N2)により、流行期の警戒レベルを越えて留まっていました。

●南米熱帯地域では、インフルエンザ・ウイルスおよび呼吸器系ウイルスの活動はほとんどの国で低いレベルに留まっていました。コロンビアだけは、RSウイルスの活動が高まった状態でした。

●南半球温帯地域では、インフルエンザ・ウイルスの活動はオフ・シーズンのレベルでした。

2017123日から25日までのデータが、FluNet(協定世界時間2017217 11:53:23まで)に基づき、83の国と地域にある国立インフルエンザ・センター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から集められました。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、この間に154,949本を超える検体が検査されました。インフルエンザ・ウイルスが陽性となった検体は40,292本で、このうち36,922検体(91.6)がインフルエンザA型、3,370検体(8.4%)がインフルエンザB型でした。インフルエンザA型ウイルスの亜型では、418検体(2.9%)がインフルエンザA(H1N1)pdm0914,024検体(97.1%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザBウイルスのうち、332検体(62.8%)B-山形系統で、197検体(37.2%)がB-ビクトリア系統でした。

 

【2017年1月9日】

2016年12月インフルエンザ流行情報です。下記はFORTH情報(要約ベース)を引用しています。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2017/01111041.html

 

要約

 北半球温帯地域では、インフルエンザの活動が高まってきました。特に、ヨーロッパとアジアでは、前年と比較して流行のレベルを超える国が多くなっています。世界全体で、インフルエンザAH3N2)が伝播していました。これまでのところ、ほとんどのインフルエンザの特徴は、インフルエンザ流行(2016-2017)に備えたワクチンで示される成分に照らして、遺伝的に類似しています。抗ウイルス薬への感受性試験では、最近の流行ウイルスの大半は、抗ウイルス薬ノイラミニダーゼ阻害剤に感受性を示しました。

 

●北米では、インフルエンザの活動が高まりを続けていました。インフルエンザAH3N2)が伝播していました。インフルエンザ様疾患(ILI)は、アメリカ合衆国で流行期の警戒レベルを上回りました。アメリカ合衆国では、RSウイルスの活動が高まってきました。

●ヨーロッパでは、インフルエンザの活動が高まってきました。流行している型はほとんどがインフルエンザAH3N2)でした。65歳を超える人では、かなりの頻度で重症化と関係していました。

●東アジアでは、インフルエンザの活動が高まりを続けていました。ほとんどがインフルエンザAH3N2)でした。

●西アジアでは、インフルエンザの活動が少しずつ高まってきました。

●南アジアでは、主にインフルエンザAH3N2)により、インフルエンザの活動が高まってきました。この数週間、イランとスリランカでインフルエンザの活動が報告されていました。

●東南アジアでは、インフルエンザの活動は下がってきていました。この地域では、主にインフルエンザAH3N2)ウイルスとインフルエンザBが伝播していました。

●アフリカ北部では、モロッコとチュニジアで、インフルエンザの検出数が増え続けていることが報告されました。主なウイルスはインフルエンザAH3N2)でした。

●アフリカ西部では、ガーナで、インフルエンザBウイルスの検出が続いていました。

●カリブ海地域の国々と中米では、インフルエンザ・ウイルスもその他の呼吸器系ウイルスも、活動は低い状態でした。

●南米熱帯地域では、インフルエンザ・ウイルスおよび呼吸器系ウイルスの活動は低いレベルに留まっていました。

●南半球温帯地域では、インフルエンザ・ウイルスの活動はオフ・シーズンのレベルでした。

20161212日から20161225日までのデータが、FluNet(協定世界時間201716 04:12:46まで)に基づき、74の国と地域にある国立インフルエンザ・センター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から集められました。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、この間に124,657本を超える検体が検査されました。インフルエンザ・ウイルスが陽性となった検体は25,263本で、このうち24,223検体(95.9)がインフルエンザA型、1,040検体(4.1%)がインフルエンザB型でした。インフルエンザA型ウイルスの亜型では、159検体(1.3%)がインフルエンザA(H1N1)pdm0911,927検体(98.7%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザBウイルスのうち、67検体(34.9%)B-山形系統で、125検体(65.1%)がB-ビクトリア系統でした。

 

【12月22日】(更新24)

2016年11月インフルエンザ流行情報です。下記はFORTH情報(要約ベース)を引用しています。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2016/12141033.html

 

要約

北半球温帯地域のインフルエンザの活動が、徐々に高まってきました。

●北米では、インフルエンザの活動が徐々に高まってきました。インフルエンザAH3N2)が伝播しています。インフルエンザ様疾患(ILI)は、まだ流行期の注意レベルを下回っていました。アメリカ合衆国では、RSウイルスの活動の報告が続いていました。

●ヨーロッパでは、インフルエンザ・ウイルスの活動は低い状態でした。しかし、上昇が始まりました。特に、北欧の国々で上昇してきました。インフルエンザAが伝播しており、最も頻繁に検出される亜型はAH3N2)でした。今シーズンは、例年よりも早く、定点観測施設での検体でのインフルエンザ陽性率が10%を上回りました。

●東アジアでは、中国南部でインフルエンザの活動の高まりが報告されました。伝播しているウイルスは、インフルエンザAH3N2)でした。

●西アジアでは、インフルエンザの検出数が少ない状態でした。

●アフリカ北部では、モロッコでインフルエンザの検出数が増えてきました。伝播しているウイルスはインフルエンザAH3N2)でした。

●カリブ海地域の国々では、インフルエンザ・ウイルスもその他の呼吸器系ウイルスも活動は低い状態でした。中米では、インフルエンザ・ウイルスもその他の呼吸器系ウイルスも活動が徐々に下がってきました。コスタリカではRSウイルスの活動が続いていました。

●南米熱帯地域では、インフルエンザ・ウイルスおよび呼吸器系ウイルスの活動が低く留まっていました。例外として、コロンビアではRSウイルスの活動の報告が続いていました。

●南アジアでは、イランとスリランカでインフルエンザの検出数が少しずつ増えてきました。この地域で検出されるウイルスは、ほとんどがインフルエンザAH3N2)ウイルスでした。

●東南アジアでは、インフルエンザの活動の低い状態が引き続き報告されました。この地域ではインフルエンザAH3N2)ウイルスが伝播していました。ベトナムでは、徐々にインフルエンザA(H1N1)pdm09が増えていることが報告されました。

●アフリカ西部のガーナでは、インフルエンザBウイルスの検出が増えてきました。

●アフリカ南部では、インフルエンザの活動はオフ・シーズンの状態が続いていました。

●南米温帯地域では、インフルエンザ・ウイルスとRSウイルスの活動が地域全体で引き続き低い状態でした。

●オセアニアからは、インフルエンザ・ウイルスの活動はオフ・シーズンのレベルにあると報告されました。

20161114日から20161127日までのデータが、FluNet(協定世界時間2016129 03:37:55まで)に基づき、80の国と地域にある国立インフルエンザ・センター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から集められました。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、この間に93,152本を超える検体が検査されました。インフルエンザ・ウイルスが陽性となった検体は6,209本で、このうち5,630検体(90.7)がインフルエンザA型、579検体(9.3%)がインフルエンザB型でした。亜型が解析されたインフルエンザA型ウイルスのうち、112検体(2.9%)がインフルエンザA(H1N1)pdm093,787検体(97.1%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザBウイルスのうち、46検体(36.2%)B-山形系統で、81検体(63.8%)がB-ビクトリア系統でした。

 

【11月14日】(更新22)

2016年11月インフルエンザ流行情報です。下記はFORTH情報(要約ベース)を引用しています。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2016/11161123.html

 

要約

 南半球温帯地域のインフルエンザの活動は、オフ・シーズンのレベルに戻りました。北半球温帯地域のインフルエンザの活動は、まだ高くなく、オフ・シーズンのレベルにとどまっていました。

 

●南米温帯地域では、インフルエンザ・ウイルスとRSウイルスの活動が地域全体で下がってきました。

●アフリカ南部とオセアニアでは、インフルエンザの活動がオフ・シーズンのレベルとなりました。

●アフリカ各国からは、この間、インフルエンザの活動がほとんど報告されませんでした。セネガルとケニアからはインフルエンザAウイルスの検出が、コートジボワールからはインフルエンザBウイルスの検出が報告されました。

●カリブ海地域の国々では、インフルエンザ・ウイルスもその他の呼吸器系ウイルスも活動は低い状態でした。例外的に、キューバではインフルエンザAH3N2)とインフルエンザBウイルスの検出が続いていました。

●中米では、インフルエンザの活動は低い状態でした。しかし、RSウイルスが、いくつかの国で主たるウイルスとして伝播していました。

●南米熱帯地域では、呼吸器系ウイルスの活動が低い状態でしたが、フランス領ギアナでは、僅かにインフルエンザAH3N2)ウイルスの検出数が増えていました。

●南アジア熱帯地域では、インフルエンザの活動は低い状態でした。

●東南アジアでは、インフルエンザの検出数の減少傾向が観測されました。但し、ラオス、タイ、カンボジアでは、インフルエンザの活動が引き続き報告されました。中国南部でも、インフルエンザの活動の高まりが報告されました。報告は、主にインフルエンザA(H3N2)でした。

●アジア西部では、インフルエンザの検出数は少ない状態でした。

●北米およびヨーロッパでは、インフルエンザの活動はインフルエンザ・ウイルスの検出数とインフルエンザ様疾患(ILI)のレベルが流行期の警戒レベルを下回っており、低い状態でした。アメリカ合衆国では、RSウイルスの活動の報告が続いていました。

20161017日から20161030日までのデータが、FluNet(協定世界時間20161128 04:49:00まで)に基づき、85の国と地域にある国立インフルエンザ・センター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から集められました。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、この間に65,111本を超える検体が検査されました。インフルエンザ・ウイルスが陽性となった検体は2,215本で、このうち1,866検体(84.2)がインフルエンザA型、349検体(15.8%)がインフルエンザB型でした。亜型が解析されたインフルエンザA型ウイルスのうち、73検体(5.3%)がインフルエンザA(H1N1)pdm091,306検体(94.7%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザBウイルスのうち、15検体(30%)B-山形系統で、35検体(70%)がB-ビクトリア系統でした。

 

【10月17日】(更新20)

2016年10月インフルエンザ流行情報です。下記はFORTH情報(要約ベース)を引用しています。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2016/10201338.html

 

要約

 インフルエンザの活動は、オセアニア、南アフリカ、南米で下がってきました。北半球温帯地域におけるインフルエンザの活動は、オフ・シーズンのレベルにありました。

●南米温帯地域では、インフルエンザ・ウイルスとRSウイルスの活動が、多くの地域で低下してきました。チリでは、未だにインフルエンザAH3N2)ウイルスと、次いでインフルエンザBウイルス検出数が多い状態ですが、インフルエンザ様疾患(ILI)、検査確定インフルエンザの検出数は減りました。パラグアイでは、インフルエンザ様疾患(ILI)と重症急性呼吸器症候群(SARI)の患者数がRSウイルスの検出数減少にともない、下がってきました。

●アフリカ南部温帯地域では、主にインフルエンザA(H1N1)pdm09を検出しながらも、インフルエンザの活動が下がってきました。

●オセアニアでは、この数週間で、インフルエンザ・ウイルスの活動が低下しました。まだ、インフルエンザAH3N2)は流行中のウイルスとして残っています。オーストラリアでは、まだ活動が高い状態ですが下がってきました。ニュージーランドでは、インフルエンザ様疾患(ILI)での受診割合が流行シーズンの基準値を下回りました。

●カリブ海地域の国々では、ほとんどの地域でインフルエンザ及びその他の呼吸器系ウイルスの活動が低いままでした。例外的に、キューバでは、インフルエンザBウイルスの検出数が増加し、フランス領ギアナではインフルエンザ様疾患(ILI)とインフルエンザの検出数が少しずつ増加してきました。中米では、インフルエンザ・ウイルスの活動は低い状態でしたが、いくつかの国で、RSウイルスの検出数が増加してきました。

●南米熱帯地域では、ほとんどの国で、呼吸器系ウイルスの活動は低い状態でした。例外的に、コロンビアでは、RSウイルスの活動は高まっていました。

●南アジア熱帯地域では、全般的に、インフルエンザの活動は低い状態でした。その中でインフルエンザBが検出されていました。

●東南アジアでは、全般的にインフルエンザの検出数の減少傾向がみられました。例外的に、ラオスとタイでは、この数週間、インフルエンザの検出数の増加が報告されました。

●アフリカ熱帯地域の国、ガーナとセネガルでは、僅かにインフルエンザの活動の増加が報告されました。

●アジア北部温帯地域では、中国北部でインフルエンザAH3N2)が検出されていましたが、低い状態でした。

●北米およびヨーロッパでは、インフルエンザ・ウイルスの検出数は僅かにとどまり、インフルエンザの活動が低い状態でした。インフルエンザ様疾患(ILI)のレベルは、流行シーズンの基準値を下回っていました。アメリカ合衆国では、RSウイルスの活動が高まっていました。

2016919日から2016102日までのデータが、FluNet(協定世界時間20161014 04:42:06まで)に基づき、76の国と地域にある国立インフルエンザセンター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から集められました。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、この間に43,038本を超える検体が検査されました。インフルエンザ・ウイルスが陽性となった検体は2,619本で、このうち2,150検体(82.1)がインフルエンザA型、469検体(17.9%)がインフルエンザB型でした。亜型が解析されたインフルエンザA型ウイルスのうち、161検体(9.3%)がインフルエンザA(H1N1)pdm091,577検体(90.7%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザBウイルスのうち、22検体(19.6%)B-山形系統で、90検体(80.4%)がB-ビクトリア系統でした。

 

【9月19日】(更新18)

2016年9月インフルエンザ流行情報です。下記はFORTH情報(要約ベース)を引用しています。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2016/09211453.html

 

要約

 南米温帯地域の国々では、インフルエンザの活動にバラツキがみられ、南アフリカでは活動の高まりが続き、オセアニアではこの数週間でインフルエンザの活動の高まりが着実となってきました。北半球温帯地域におけるインフルエンザの活動は、オフ・シーズンのレベルにありました。

 

●南米温帯地域では、多くの地域でインフルエンザ・ウイルス、RSウイルスの活動が低下してきました。チリでは、インフルエンザ様疾患(ILI)、検査確定インフルエンザ、RSウイルスの検出数が上昇したままでした。インフルエンザの中では、インフルエンザA(H1N1)pdm09が主体で、インフルエンザAH3N2)とインフルエンザBウイルスも同時に伝播していました。アルゼンチンとパラグアイではインフルエンザの活動は弱く、ウルグアイからはインフルエンザの活動の報告がありませんでした。しかし、アルゼンチンでは、インフルエンザ様疾患(ILI)と重症急性呼吸器症候群(SARI)の患者が多い状態でした。南米熱帯地域では、まだ、RSウイルスの活動が高まった状態でした。

●アフリカ南部温帯地域の国々では、インフルエンザA(H1N1)pdm09AH3N2)、Bウイルスが重複して伝播していました。

●オセアニアでは、この数週間で少しずつインフルエンザ・ウイルスの活動が高まってきました。しかし、既にピークに達したようでした。主にインフルエンザAH3N2)ウイルスが伝播していました。対照的に、ニュージーランドでは、インフルエンザAH3N2)が多く伝播し、インフルエンザ陽性の検体が43%もあるものの、インフルエンザ様疾患(ILI)での受診率は低い状態でした。

●カリブ海地域の国々では、ほとんどの地域でインフルエンザ及びその他の呼吸器系ウイルスの活動が低いままでした。例外的に、RSウイルス主体による重症急性呼吸器症候群(SARI)の患者数と入院数が増えていたスリナムでは、この数週間はパラインフルエンザの伝播が高まりを続けていました。中米では、インフルエンザの活動は低いままでした。しかし、ほとんどの国で、RSウイルスによりインフルエンザ以外の呼吸器系ウイルスの活動が高い状態でした。

●南米熱帯地域では、ほとんどの国で、この数週間はインフルエンザA(H1N1)pdm09RSウイルスの活動が低下してきたか、又は、低い状態にありました。コロンビアでは、インフルエンザの活動が低下してきました。ブラジルとエクアドルでは、インフルエンザA(H1N1)pdm09の検出数が減ってきました。ペルーでは、インフルエンザA(H1N1)pdm09の同時伝播がありながらも、インフルエンザの活動は低下を続けていました。

●南アジア熱帯地域の国々では、この地域での季節性インフルエンザAウイルスとBウイルスの同時伝播を伴いながらも、インフルエンザの活動は全般的に低い状態でした。

●東南アジアでは、この地域での季節性インフルエンザAウイルスとBウイルスの同時伝播を伴いながらも、この数週間はインフルエンザの検出数が減少する傾向にありました。

●アフリカの北部、中央部、西部地域において、この間に報告のあったいくつかの国の間では、この数週間に散発的にインフルエンザA(H3N2)の患者が報告されました。アフリカ東部では、マダガスカルで、インフルエンザB主体の検出数の上昇が続いていることが報告されました。ケニアでは、インフルエンザA(H1N1)pdm09とインフルエンザA(H3N2)、の活動が低下してきたことが報告されました。

●北米およびヨーロッパでは、インフルエンザ・ウイルスの検出は僅かしかなく、インフルエンザの活動が低い状態でした。インフルエンザ様疾患(ILI)のレベルは、流行シーズンの基準値を下回っていました。

●アジア温帯地域では、インフルエンザの活動は低い状態でした。

2016822日から201694日までのデータが、FluNet(協定世界時間2016916 03:54:50まで)に基づき、68の国と地域にある国立インフルエンザセンター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から集められました。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、この間に42,184本を超える検体が検査されました。インフルエンザ・ウイルスが陽性となった検体は2,911本で、このうち2,271検体(78)がインフルエンザA型、640検体(22%)がインフルエンザB型でした。亜型が解析されたインフルエンザA型ウイルスのうち、301検体(18.6%)がインフルエンザA(H1N1)pdm091,313検体(81.4%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザBウイルスのうち、44検体(24.9%)B-山形系統で、133検体(75.1%)がB-ビクトリア系統でした。

 

【8月22日】

2016年8月インフルエンザ流行情報です。下記はFORTH情報(要約ベース)を引用しています。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2016/08251337.html

 

 要約

 

 南半球温帯地域の国々では、インフルエンザの活動にバラツキがみられました。この数週間、南アフリカでは着実に活動が高まってきました。一方、オセアニアのほとんどの国では活動がまだ低い状態でした。北半球温帯地域におけるインフルエンザの活動は、オフ・シーズンのレベルにありました。

 

●南米熱帯地域では、チリとパラグアイで、インフルエンザ様疾患(ILI)および重症急性呼吸器症候群(SARI)の指標が高く留まっていました。インフルエンザの活動は、チリでは高まりを続け、パラグアイでは高く留まっていました。しかし、ウルグアイからのインフルエンザの活動の報告はありませんでした。チリとパラグアイでは、インフルエンザA(H1N1)pdm09とインフルエンザBウイルスとが同時に伝播していました。アルゼンチンでは、インフルエンザの活動が低下してきました。インフルエンザ様疾患(ILI)と重症急性呼吸器症候群(SARI)の活動は今以上に高まる傾向はありませんが、高いままの状態でした。南米熱帯地域では、RSウイルスの活動が高い状態にありました。

●アフリカ南部温帯地域の国々では、インフルエンザ様疾患(ILI)による患者で、インフルエンザの検出数が増え続けています。最近は、主体がインフルエンザBウイルスからインフルエンザAウイルスに移ってきました。肺炎の患者では、最近に報告されたものと比較して、RSウイルスの検出割合が下がってきました。

●オセアニアでは、インフルエンザ・ウイルスの活動が少しずつ高まってきましたが、まだ、全体としては低い状態でした。インフルエンザAH3N2)ウイルスが主体であったオーストラリアとニューカレドニアでは、この数週間は、AH1N1)ウイルスも検出され、インフルエンザの活動は高まってきていました。ニュージーランドでのインフルエンザの活動レベルは、年間のこの時期としては低い状態でした。

●カリブ海地域の国々では、インフルエンザとその他の呼吸器系ウイルスの活動は引き続き低い状態でした。いくつかの国では、重症急性呼吸器症候群(SARI)の患者数および入院患者数が少しずつ減ってきましたが、キューバでは、この数週間は重症急性呼吸器症候群(SARI)の患者数が少しずつ増えてきました。

●(中米の)パナマでは、インフルエンザ以外の呼吸器系ウイルスの検出数が、増えてはいませんが高い状態です。コスタリカでは、インフルエンザの活動性は低いままでしたが、RSウイルスが主体となって他の呼吸器ウイルスの活動が増えてきていました。

●南米熱帯地域では、ほとんどの国で、この数週間はインフルエンザA(H1N1)pdm09RSウイルスの活動が低下してきたか、低い状態に留まっていました。コロンビアでは、重症急性呼吸器症候群(SARI)の活動が低下を続け、昨年の同時期と同じレベルとなりました。エクアドルとボリビアでは、引き続きインフルエンザA(H1N1)pdm09の検出数が減ってきました。ペルーでは、先週、主体となっているインフルエンザBによってインフルエンザの活動が高まっていますが、RSウイルスを中心に他の呼吸器系ウイルスの検出数は減ってきました。ブラジルとエクアドルでは、インフルエンザA(H1N1)pdm09が低い状態で活動していました。

●南アジア熱帯地域では、インフルエンザAとインフルエンザBが同時に伝播しながらも、総じてインフルエンザの活動は低い状態でした。

●東南アジアでは、インフルエンザAとインフルエンザBが同時に伝播していることで、この数週間、インフルエンザの検出数が増えてきました。

●アフリカの北部温帯地域と中央部熱帯地域では、全体的にインフルエンザの活動が低い状態でした。この間に報告のあった国では、アフリカ西部では主にインフルエンザA(H3N2)の検出が、アフリカ東部と北部では主にインフルエンザBウイルスの検出が、それぞれに報告されました。

●北米およびヨーロッパでは、インフルエンザの活動が低い状態でした。その中で、インフルエンザBが検出されました。インフルエンザ様疾患(ILI)のレベルは、流行シーズンの基準値を下回りました。

●アジア温帯地域では、インフルエンザの活動が低い状態でした。

2016725日から201687日までのデータが、FluNet(協定世界時間2016819 04:04:59まで)に基づき、50の国と地域にある国立インフルエンザセンター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から集められました。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、この間に31,890本を超える検体が検査されました。インフルエンザ・ウイルスが陽性となった検体は1,654本で、このうち1,096検体(66.3)がインフルエンザA型、558検体(33.7%)がインフルエンザB型でした。亜型が解析されたインフルエンザA型ウイルスのうち、319検体(32.9%)がインフルエンザA(H1N1)pdm09652検体(67.1%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザBウイルスのうち、70検体(35.7%)B-山形系統で、126検体(64.3%)がB-ビクトリア系統でした。

 

【7月11日】

2016年7月インフルエンザ流行情報です。下記はFORTH情報(要約ベース)を引用しています。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2016/07151125.html

 

要約

 

 南半球温帯地域では南米および南アフリカで、インフルエンザの活動が最近の数週間で着実に高まってきました。しかし、オセアニアではほとんどの国で、活動は低い状態に留まっていました。北半球温帯地域におけるインフルエンザの活動は、オフ・シーズンのレベルとなりました。

 

●南米熱帯地域では、インフルエンザ様疾患(ILI)と、急性呼吸器症候群(ARI)や重症急性呼吸器症候群(SARI)の患者数の増加が続いていました。検出された呼吸器系ウイルスの中では、RSウイルスおよびインフルエンザA(H1N1)pdm09が優勢でした。

●アフリカ南部温帯地域の国々では、インフルエンザの検出数の増加が続いていました。検出されるのは、主にインフルエンザBウイルスでした。

●オセアニアでは、インフルエンザ・ウイルスの活動は弱い状態でした。オーストラリアでは、インフルエンザ様疾患(ILI)の検出数が今年のこの時期としては低い状態です。

●カリブ海地域の国々では、この数週間にたくさんの国で報告されていたインフルエンザBの活動が弱まってきたことで、総じて呼吸器系ウイルスの活動は弱い状態で留まっていました。例外的に、ジャマイカでは、重症急性呼吸器症候群(SARI)や肺炎の活動に僅かな高まりをみせていました。

●中米のエルサルバドルでは、肺炎による入院患者数がピークに達したようでした。パナマでは、この数週間でインフルエンザA(H1N1)pdm09の検出が減少してきましたが、インフルエンザ以外の呼吸器系ウイルスの検出数は増加してきました。コスタリカとグアテマラではRSウイルスの活動が続いていました。

●南米熱帯域では、呼吸器系ウイルスがさまざまな活動をしていました。コロンビアとボリビアでは、インフルエンザA(H1N1)pdm09の活動が強まってきましたが、RSウイルスの活動は弱まるか、低い状態でした。コロンビアでは、急性呼吸器症候群(ARI)や重症急性呼吸器症候群(SARI)の活動が、前年と比べて高まってきました。エクアドルでは、インフルエンザA(H1N1)pdm09の検出数がピークに達したようで、重症急性呼吸器症候群(SARI)に関連する入院患者の割合が予想レベルから下がってきました。ペルーでは、インフルエンザA(H1N1)pdm09の活動は弱まってきましたが、RSウイルスの活動が少しずつ強まってきました。ブラジルでは、インフルエンザの検出数とSARIの指標がピークに達したようでした。

●南アジア熱帯地域では、この地域でのインフルエンザAとインフルエンザBの伝播を捕らえながらも、総じてインフルエンザの活動は弱い状態でした。

●アフリカの北部温帯地域と中央部熱帯地域では、全体的にインフルエンザの活動が弱い状態でした。その中で、アフリカ西部では主にインフルエンザAウイルスの検出が、アフリカ東部と北部では主にインフルエンザBウイルスの検出が、報告されました。

●北米およびヨーロッパでは、インフルエンザの活動が弱い状態でした。その状態の中で、インフルエンザBが検出されていました。インフルエンザ様疾患(ILI)のレベルは流行シーズンの基準値を下回りました。

●アジア温帯地域では、インフルエンザの活動が弱まりを続けていました。その状態の中で、インフルエンザBが検出されていました。

2016613日から2016626日までのデータが、FluNet(協定世界時間201678 11:42:58まで)に基づき、72の国と地域にある国立インフルエンザセンター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から集められました。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、この間に50,149本を超える検体が検査されました。インフルエンザ・ウイルスが陽性となった検体は2,207本で、このうち1,247検体(56.5)がインフルエンザA型、960検体(43.5%)がインフルエンザB型でした。亜型が解析されたインフルエンザA型ウイルスのうち、808検体(74%)がインフルエンザA(H1N1)pdm09284検体(26%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザB型ウイルスのうち、113検体(25.7%)B-山形系統で、327検体(74.3%)がB-ビクトリア系統でした。

 

【6月13日】

2016年6月インフルエンザ流行情報です。下記はFORTH情報(要約ベース)を引用しています。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2016/06161124.html

要約

 

 北半球の温帯地域では、インフルエンザの活動が弱まり、オフ・シーズンのレベルに達してきました。南半球温帯地域では、南米と南アフリカで、インフルエンザの活動が強まり始めました。しかし、オセアニアでは、ほとんどの地域で(活動は)弱いままでした。

 

●北米では、インフルエンザの活動が弱まってきました。検出されるインフルエンザの大半がインフルエンザBウイルスで占められていました。インフルエンザ様疾患(ILI)のレベルは流行シーズンの基準を下回りました。

●ヨーロッパとアジア温帯地域では、インフルエンザBウイルスの活動を伴いながらも、インフルエンザの活動が弱まってきました。

●アフリカの北部温帯地域と中央部熱帯地域では、全体的にインフルエンザの活動が弱い状態でした。アフリカ西部ではインフルエンザAウイルスの検出が、アフリカ東部ではインフルエンザBウイルスの検出が報告されました。

●中米およびカリブ海地域では、インフルエンザの活動とその他の呼吸器系ウイルスの活動は総じて弱いままでした。しかし、エルサルバドル、パナマでは、インフルエンザA(H1N1)pdm09ウイルスの活動レベルが強くなってきました。

●南米熱帯地域では、全体としてはインフルエンザの活動が弱いか、弱まってきていました。例外的に、ボリビアではインフルエンザA(H1N1)pdm09の活動が強まっていました。コロンビアとペルーでは、RSウイルスの検出数増加が報告されました。コロンビアでは、急性呼吸器症候群および重症の急性呼吸器症候群が増加しており、ペルーでは急性呼吸器症候群と子どもの肺炎のレベルが高くなっていました。

●南アジア熱帯地域では、いくつかの国でインフルエンザBウイルスの高まりをともないながらも、インフルエンザの活動は総じて弱い状態でした。

●南米温帯地域では、流行期が始まりました。アルゼンチン、チリ、パラグアイでは、インフルエンザ様疾患(ILI)と重症急性呼吸器症候群(SARI)が流行シーズンのレベルを上回りました。呼吸器系のウイルスの検出数が増えてきましたが、まだ少ない状態です。インフルエンザ・ウイルスの中では、主にインフルエンザA(H1N1)pdm09が検出されていました。

●アフリカ南部温帯地域の国々では、主にインフルエンザBウイルスによるインフルエンザの活動にともない、流行シーズンが始まりました。

●オセアニアの温帯地域の国々では、インフルエンザ・ウイルスの活動は弱い状態でした。太平洋の一部の島々では、インフルエンザ様疾患(ILI)の活動の高まりが報告されました。

2016516日から2016529日までのデータが、FluNet(協定世界時間2016610 03:53:24まで)に基づき、84の国と地域にある国立インフルエンザセンター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から集められています。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、この間に61,285本を超える検体が検査されました。インフルエンザ・ウイルスが陽性となった検体は4,320本で、このうち1,276検体(29.5)がインフルエンザA型、3,044検体(70.5%)がインフルエンザB型でした。亜型が解析されたインフルエンザA型ウイルスのうち、540検体(71%)がインフルエンザA(H1N1)pdm09221検体(29%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザB型ウイルスのうち、221検体(30.4%)B-山形系統で、505検体(69.6%)がB-ビクトリア系統でした。

 

【5月16日】

2016年5月インフルエンザ流行情報です。下記はFORTH情報(要約ベース)を引用しています。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2016/05201444.html

要約

 

 北半球のインフルエンザの活動は弱まってきました。北半球のほとんどの地域と熱帯地域のいくつかの国からは、引き続き、B型インフルエンザ・ウイルスの活動が報告されました。南半球のいくつかの国では、インフルエンザ様疾患(ILI)の活動が少し強くなってきたことが報告されました。

 

●北米では、全体としてインフルエンザの活動が弱まってきました。検出されるのは、主にインフルエンザBでした。

●ヨーロッパとアジア温帯地域では、インフルエンザBウイルスの活動が続くものの、インフルエンザの活動は弱まってきました。

●アフリカ北部では、全体的にインフルエンザの活動が弱まる傾向が続いていました。例外的に、エジプトで、この数週間はインフルエンザBの活動が続いていました。

●アフリカの東部と西部では、主にインフルエンザAウイルスが報告されました。

●中米およびカリブ海地域では、インフルエンザの活動とその他の呼吸器系ウイルスの活動が総じて低調でした。エルサルバドルとグアテマラでは、インフルエンザA(H1N1)pdm09ウイルスの活動レベルが高い状態でした。カリブ海のいくつもの国からも、インフルエンザA(H1N1)pdm09ウイルスの活動が活発に広まってきていることが報告されました。

●南米熱帯地域の一部、ボリビアとエクアドルでは、インフルエンザA(H1N1)pdm09ウイルスの活動が低調でしたが、着実に増加してきました。ペルーでは、インフルエンザの検出数が減りました。ブラジルでは、主としてインフルエンザA(H1N1)pdm09ウイルスによって、例年この時期に予想されるインフルエンザの活動レベルを超えた状態が続いていました。コロンビアでは、RSウイルスの高まった活動状態が続いていました。

●南アジア熱帯地域では、主にインフルエンザBウイルスを検出しながらも、インフルエンザの活動は弱まってきました。

●南半球温帯地域では、呼吸器系ウイルスの活動が低い状態でした。インフルエンザ様疾患(ILI)の活動が僅かに高まっていますが、シーズンの警戒レベルは下回りました。

●アフリカ南部とオセアニアの温帯地域の国々では、インフルエンザ・ウイルスの活動は低い状態でした。太平洋の一部の島々では、インフルエンザ様疾患(ILI)の活動の高まりが報告されました。

2016418日から201651日までのデータが、FluNet(協定世界時間2016513 03:33:09まで)に基づき、90の国と地域にある国立インフルエンザセンター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から集められています。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、この間に85,968本を超える検体が検査されました。インフルエンザ・ウイルスが陽性となった検体は12,819本で、このうち4,580検体(35.7%)がインフルエンザA型、8,239検体(64.3%)がインフルエンザB型でした。亜型が解析されたインフルエンザA型ウイルスのうち、1,728検体(81.5%)がインフルエンザA(H1N1)pdm09391検体(18.5%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザB型ウイルスのうち、353検体(20.6%)B-山形系統で、1,358検体(79.4%)がB-ビクトリア系統でした。

 

【4月18日】

2016年4月インフルエンザ流行情報です。下記はFORTH情報(要約ベース)を引用しています。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2016/04211447.html

 

要約

北半球では、インフルエンザの活動が治まってきましたが、一部の地域ではインフルエンザBの活動が増加の役目を果たし、高まって状態でした。南半球では、インフルエンザの活動が少しずつ増えていることが報告されました。

 

●北米では、主にインフルエンザA(H1N1)pdm09によって続くインフルエンザの活動が報告されていますが、上昇は治まっていました。

●ヨーロッパでは、全体としてインフルエンザの活動が治まる傾向がみられました。北部ヨーロッパでは、インフルエンザの活動が全体として治まってきていますが、まだ一定程度は残っていました。ヨーロッパの一部では、流行がインフルエンザBウイルスに移り、検出されています。

●アジア北部/温帯地域では、インフルエンザBウイルスの検出割合の増加を伴いながら、インフルエンザの高い活動が続いています。

●中米およびカリブ海地域では、インフルエンザの活動は低いことが報告されました。例外的に、ジャマイカから、インフルエンザA(H1N1)pdm09ウイルスが関係した重症急性呼吸器疾患(SARI)の活動が高まっていることが報告されました。

●南米熱帯地域では、(活動は)低い状態ですが、インフルエンザA(H1N1)pdm09ウイルスの感染伝播の高まりが報告されました。ブラジルでは、インフルエンザA(H1N1)pdm09ウイルスによって、インフルエンザの活動が毎年のこの時期に予想されるレベルを超えました。コロンビアでは、RSウイルスの流行の高まりが報告されました。

●南半球温帯地域では、インフルエンザ・ウイルスの活動が低いレベルですが、少しずつ高まってきました。アルゼンチン、チリ、パラグアイでは、インフルエンザ様疾患および重症急性呼吸器疾患(SARI)の高まりがみられました。

●オセアニアと南アフリカでは、インフルエンザ・ウイルスの活動は低いままでした。

2016321日から201643日までのデータが、FluNet(協定世界時間2016415 03:54:50まで)に基づき、92の国と地域にある国立インフルエンザセンター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から集められています。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、この間に101,187本を超える検体が検査されました。インフルエンザ・ウイルスが陽性となった検体は24,302本で、このうち13,251検体(54.5%)がインフルエンザA型、11,051検体(45.5%)がインフルエンザB型でした。亜型が解析されたインフルエンザA型ウイルスのうち、4,895検体(85.8%)がインフルエンザA(H1N1)pdm09811検体(14.2%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザB型ウイルスのうち、472検体(19.6%)B-山形系統で、1,936検体(80.4%)がB-ビクトリア系統でした。

【3月8日】

2016年3月インフルエンザ流行情報です。下記はFORTH情報(要約ベース)を引用しています。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2016/03091532.html

 

 世界では、主体は、インフルエンザA(H1N1)pdm09とするもののインフルエンザBの検出割合が増加していました。北半球では、インフルエンザの活動が高いレベルで続いていました。南半球と熱帯地域の国々では、全般的にインフルエンザの活動は低い状態でした。

 

●ヨーロッパでは、いくつかの国で既にピークを迎えたようですが、高いレベルのインフルエンザの活動が報告され続けていました。インフルエンザAH1N1pdm09がウイルスのほとんどを占めましたが、インフルエンザBの検出割合も増加してきました。ロシアとウクライナでは、重症急性呼吸器感染症(SARI)の活動の上昇が続いていました。しかし、先週と比べるとレベルは下がってきました。

●北米のカナダとアメリカ合衆国では、主にインフルエンザA(H1N1)pdm09による、またメキシコではインフルエンザA(H3N2)による、インフルエンザの活動のさらなる高まりが報告されました。

●アジア北部/温帯地域では、インフルエンザの活動が高い状態で留まっていました。しかし、いくつかの国では既にピークを迎えたようでした。

●西アジアでは、インフルエンザの活動が下がってきました。オマーンでは、低いレベルでインフルエンザAH1N1pdm09とインフルエンザBウイルスの両方が続いていることが報告されました。

●アフリカでは、アフリカ北部でインフルエンザAH1N1pdm09の活動が報告されました。

●アメリカ大陸の熱帯地域、中米、カリブ海では、全体としてほとんどの国で、インフルエンザとその他の呼吸器系ウイルスの活動が低調でした。例外として、ジャマイカとプエルトリコでインフルエンザの活動が高まっていましたが、それも下がってきました。

●東南アジアでは、引き続きインフルエンザの活動は低い状態であることが報告されました。

●南半球温帯地域では、インフルエンザの活動は低い状態で、オフシーズンのレベルでした。

201628日から2016221日までのデータが、FluNet(協定世界時間201634 07:20:12まで)に基づき、98の国と地域にある国立インフルエンザセンター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から集められています。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、この間に158,158本を超える検体が検査されました。インフルエンザ・ウイルスが陽性となった検体は42,727本で、このうち33,745検体(79%)がインフルエンザA型、8,982検体(21%)がインフルエンザB型でした。亜型が解析されたインフルエンザA型ウイルスのうち、19,269検体(87,7%)がインフルエンザA(H1N1)pdm092,709検体(12.3%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザB型ウイルスのうち、589検体(24.4%)B-山形系統で、1,821検体(75.6%)がB-ビクトリア系統でした。

【2月8日】

2016年2月インフルエンザ流行情報です。下記はFORTH情報(要約ベース)を引用しています。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2016/02161441.html

 

 世界的に、インフルエンザの活動レベルが高まっていることの報告が北半球の温帯地域から続いています。検出されるほとんどのウイルスはインフルエンザA(H1N1)pdm09でした。

 

●ヨーロッパでは、インフルエンザA(H1N1)pdm09の活動の高まりが報告されてきています。ヨーロッパ北部と東部のいくつかの国では、インフルエンザ様疾患(ILI)の顕著な増加とインフルエンザA(H1N1)pdm09による重症患者の増加が報告されました。ヨーロッパの一部の国では、インフルエンザBウイルスが主体となる活動の増加が報告されました。

●北米では、インフルエンザA(H1N1)pdm09の僅かな増加が報告されました。しかし、全体としては、まだ低いレベルに留まっています。

●東アジアでは、日本と韓国でインフルエンザA(H1N1)pdm09ウイルスを主体として、インフルエンザの活動が高まってきました。中国北部では、主にインフルエンザA(H3N2)とインフルエンザBウイルスが検出されました。

●アジア西部では、イスラエルでインフルエンザの活動が高いレベルに留まっていました。しかし、ヨルダン、オマーン、イランでは、ピークに達したとみられました。

●アフリカ大陸の熱帯地域では、インフルエンザ・ウイルスの検出は数か国で報告されるに留まりました。

●アメリカ大陸の熱帯地域、中米、カリブ海では、全体として、ほとんどの国でインフルエンザとその他の呼吸器系ウイルスの活動が低いレベルにありました。プエルトリコとグアドループでは、ここ数週間でインフルエンザとインフルエンザ様疾患(ILI)の増加が報告されました。コスタリカでは、インフルエンザの活動は減少レベルにありますが高い状態が続いています。

●アジア熱帯地域では、全体として南アジアと東南アジアの国々で、低調なインフルエンザの活動状態が続いていることが報告されました。

●南米温帯地域では、呼吸器系ウイルスの活動が低い状態でした。

2016111日から2016124日までのデータが、FluNet(協定世界時間201625 04:13:45現在)に基づき、87の国と地域にある国立インフルエンザセンター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から集められています。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、この間に112,204本を超える検体が検査されました。インフルエンザ・ウイルスが陽性となった検体は20.839本で、このうち17,413検体(83.6%)がインフルエンザA型、3,428検体(16.4%)がインフルエンザB型でした。亜型が解析されたインフルエンザA型ウイルスのうち、10,873検体(81.9%)がインフルエンザA(H1N1)pdm092,405検体(18.1%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザB型ウイルスのうち、509検体(42.1%)B-山形系統で、700検体(57.9%)がB-ビクトリア系統でした。

 

【1月24日】

2016年1月インフルエンザ流行情報です。下記はFORTH情報(要約ベース)です。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2016/01151148.html

 

 西アジアのいくつもの国から活発なインフルエンザの活動が報告されました。地球全体では、インフルエンザの活動が北半球温帯地域のいくつかの国で高まってきました。しかし、総じてみると低い状態でした。

●東アジアでは、インフルエンザの活動は低いレベルが続いていました。例外的に、モンゴルでインフルエンザの活動の高まりが報告されました。

●中央アジアでは、23の国でインフルエンザの活動の高まりが報告されました。しかし、総じてみると低い状態でした。

●西アジアでは、インフルエンザの活動は高い状態にありました。イスラエル、ヨルダン、オマーンでは、インフルエンザA(H1N1)pdm09とインフルエンザBウイルスによるインフルエンザの活動の高まりが報告されました。また、イランでは、主にインフルエンザA(H1N1)pdm09によるインフルエンザの活動の高まりが報告されました。一方、バーレーンとカタールでは、インフルエンザ活動は低い傾向が報告されました。

●ヨーロッパでは、インフルエンザの活動は低いレベルが続いていました。例外的に、ヨーロッパ北部と東部ではインフルエンザの活動の高まりが観測されました。

●アフリカ北部では、23の国でインフルエンザの活動の高まりが報告されました。しかし、総じてみると低い状態でした。

●アメリカ大陸の熱帯地域では、呼吸器系ウイルスの活動は低いレベルにありました。

●アジア熱帯地域では、全体として南アジアと東南アジアの国々でインフルエンザの低調な活動が報告されました。例外的に、ラオスとタイではインフルエンザBウイルスの検出が続いていました。

●南米温帯地域では、この数週間、呼吸器系ウイルスの活動は低調でした。

20151214日から1227日までのデータが、FluNet(協定世界時間201618 07:58:13現在)に基づき、76の国と地域にある国立インフルエンザセンター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から集められています。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、この間に35,732本を超える検体が検査されました。インフルエンザウイルスが陽性となった検体は4,383本で、このうち3,900検体(89%)がインフルエンザA型、483検体(11%)がインフルエンザB型でした。亜型が解析されたインフルエンザA型ウイルスのうち、2,919検体(93.3%)がインフルエンザA(H1N1)pdm09210検体(6.7%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザB型ウイルスのうち、46検体(52.9%)B-山形系統で、41検体(47.1%)がB-ビクトリア系統でした。

 

【12月14日】更新情報24

2015年12月インフルエンザ流行情報です。下記はFORTH情報(要約ベース)です。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2015/12171422.html

 

 地球全体で見ると、インフルエンザの活動は両半球ともに総じて低い状態でした。

●中央アジアとヨーロッパ北部では、最近、少しずつインフルエンザの検出数が増えてきました。

●東アジア、ヨーロッパの残る地域、アフリカ北部、北アメリカでは、インフルエンザの活動はオフシーズンにあたる低いレベルが続いていました。

●西アジアのオマーンでは、インフルエンザの活動の増加が報告されました。主なウイルスはインフルエンザA(H1N1)pdm09とインフルエンザBウイルスでした。一方、バーレーンではインフルエンザ活動の低下が報告されました。

●アフリカの国からは、インフルエンザウイルスの検出はほとんど報告されませんでした。

●アメリカ大陸の熱帯地域、中米、カリブ地域では、コロンビア、コスタリカ、ニカラグアを除いて、インフルエンザの活動が低いレベルにありました。

●アジア熱帯地域では、全体として南アジアと東南アジアの国々でインフルエンザの活動は低いことが報告されました。例外的に、タイでは、主にBウイルスの報告が続いています。イランでインフルエンザの活動の増加が報告されました。主にインフルエンザA(H1N1)pdm09が報告されています。

●南米温帯地域では、この数週間、呼吸器系ウイルスの活動は低い状態にありました。僅かながら検出されるのは、インフルエンザA(H3N2)とインフルエンザBウイルスでした。

20151116日から1129日までのデータが、FluNet(協定世界時間20151210 13:22:14現在)に基づき、79の国と地域にある国立インフルエンザセンター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から集められています。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、この間に52,160本を超える検体が検査されました。インフルエンザウイルスが陽性となった検体は1,615本で、このうち1,162検体(72%)がインフルエンザA型、453検体(28%)がインフルエンザB型でした。亜型が解析されたインフルエンザA型ウイルスのうち、408検体(42.7%)がインフルエンザA(H1N1)pdm09548検体(57.3%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザB型ウイルスのうち、182検体(74.9%)B-山形系統で、61検体(25.1%)がB-ビクトリア系統でした。

 

【11月16日】更新情報22

2015年11月インフルエンザ流行情報です。下記はFORTH情報(要約ベース)です。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2015/11181521.html

 

 地球全体で見ると、インフルエンザの活動は両半球ともに総じて低い状態でした。

●北半球では、インフルエンザの活動は散発的に検出されるだけで、オフシーズンの低いレベルが続いていました。

●アフリカの国からはインフルエンザウイルスの検出はほとんど報告されませんでした。

●アメリカ大陸の熱帯地域、中米、カリブ地域では、インフルエンザの活動は低いレベルに留まっていました。例外的にキューバでは、インフルエンザA(H1N1)pdm09RSウイルスが関与し、依然として、たくさんの数の重症急性呼吸器感染症(SARI)が報告されています。コロンビアでは、RSウイルスとインフルエンザA(H3N2)の検出が続いており、急性呼吸器感染症(ARI)の活動が再び僅かな上昇を示していました。

●西アジアでは、バーレーンとカタールでインフルエンザの活動の上昇が報告されました。主なウイルスはインフルエンザA(H1N1)pdm09でした。

●アジア熱帯地域では、全体として南アジアと東南アジアの国々でインフルエンザの活動は低い状態にあることが報告されました。例外的に、インド、ラオス、タイでは主にインフルエンザA(H1N1)pdm09による活動の高まりが続いていると報告されています。中国南部ではインフルエンザの活動が低下してきました。イランでは、主にインフルエンザA(H3N2)によるインフルエンザの検出数の増加が報告されました。

●南米温帯地域では、この数週間、呼吸器系ウイルスの活動が下がってきました。チリでは、インフルエンザ様疾患(ILI)の活動が下がってきました。しかし、インフルエンザARSウイルスの検出数が減少傾向を示しながらも、この活動は予測されたレベルを超えて留まっています。

●オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカでは、これらの国々がインフルエンザシーズンの終わりを迎えるのに伴い、ウイルスの検出数は低いレベルに下がってきています。

20151019日から111日までのデータが、FluNet(協定世界時間20151112 13:57:25現在)に基づき、87の国と地域にある国立インフルエンザセンター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から集められています。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、この間に52,883本を超える検体が検査されました。インフルエンザウイルスが陽性となった検体は1,341本で、このうち1,049検体(78.1%)がインフルエンザA型、294検体(21.9%)がインフルエンザB型でした。亜型が解析されたインフルエンザA型ウイルスのうち、517検体(68.2%)がインフルエンザA(H1N1)pdm09241検体(31.8%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザB型ウイルスのうち、42検体(53.2%)B-山形系統で、37検体(46.8%)がB-ビクトリア系統でした。

 

【10月19日】更新情報20

2015年10月インフルエンザ流行情報です。下記はFORTH情報(要約ベース)です。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2015/10211522.html

 

 地球全体で見ると、総じてインフルエンザの活動は両半球ともに下がるか、低下した状態でした。わずかな国でのみ呼吸器疾患のレベルの上昇が報告されています。

 

●北半球では、インフルエンザの活動は散発的な検出だけでオフシーズンの低いレベルが続いています。アメリカ合衆国では、RSウイルスの活動の高まりが報告されました。

●アフリカの国からは、インフルエンザの検出はほとんど報告されていません。アフリカ東部と西部でインフルエンザの活動が報告された国では、主にインフルエンザA型が占めていました。

●アメリカ大陸の熱帯地域、中米、カリブ地域では、インフルエンザの活動は低いレベルに留まっていました。例外的にキューバでは、インフルエンザA(H1N1)pdm09RSウイルスが関係し、依然としてたくさんの重症急性呼吸器感染症(SARI)が報告されています。コロンビアでは、この数週間で急性呼吸器疾患の活動が下がり始めました。しかし、RSウイルスの活動は前年と比べて高い状態です。

●アジア熱帯地域では、全体として南アジアと東南アジアの国々でインフルエンザの活動は低い状態にあると報告されました。例外的に、インドではインフルエンザA(H1N1)pdm09による活動の高まりが、ラオスではインフルエンザA(H3N2) による活動の高まりが、続いていると報告されています。中国南部では、インフルエンザの活動が低下してきました。

●南米温帯地域では、RSウイルスの活動が7月初めに、インフルエンザウイルスの活動が8月終わりにピークを迎えた後、この数週間、呼吸器系ウイルスの活動が下がってきました。チリでは、通常の上昇傾向よりも遅れて8月から9月の初めにインフルエンザの活動がピークを迎えましたが、インフルエンザ様疾患(ILI)の活動はA(H1N1)pdm09RSウイルスの検出数の減少に伴い低下してきました。

●南アフリカでは、インフルエンザシーズンが9月中旬までに終わり、この数週間はインフルエンザBウイルスだけが散発的に検出されました。インフルエンザ様疾患(ILI)とRSウイルスも低い状態でした。

●オーストラリアとニュージーランドでは、インフルエンザの活動が8月中旬にピークを迎えた後、下がり続けています。最近は主にインフルエンザBウイルスが検出されていました。ニュージーランドでは、まだインフルエンザ様疾患(ILI)の活動がシーズンの注意レベルを上回っています。

2015921日から104日までのデータが、FluNet(協定世界時間2015101 12:17:00現在)に基づき、81の国と地域にある国立インフルエンザセンター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から集められています。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、49,103本を超える検体が検査されました。インフルエンザウイルスが陽性となった検体は2,240本で、このうち1,495検体(66.7%)がインフルエンザA型、745検体(33.3%)がインフルエンザB型でした。亜型が解析されたインフルエンザA型ウイルスのうち、350検体(29.8%)がインフルエンザA(H1N1)pdm09824検体(70.2%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザB型ウイルスのうち、138検体(66.7%)B-山形系統で、69検体(33.3%)がB-ビクトリア系統でした。

【9月10日】更新情報17

2015年9月インフルエンザ流行情報です。下記はFORTH情報(要約ベース)です。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2015/09101449.html

 

 地球全体で見ると、南半球ではインフルエンザの活動が続いています。オセアニアでは増加し、南米温帯地域ではピークを迎え、南アフリカでは活動が弱まってきました。

 

●北半球の国々では、全体的に呼吸器系ウイルスの活動が低い状態にとどまり、インフルエンザの活動はオフシーズンの低いレベルが続いています。インフルエンザA型が散発的に検出されています。多くの国がオフシーズンの間は調査活動の数を減らす体制をとっています。

●アフリカ東部では、インフルエンザの活動が報告された国からは、主にインフルエンザA型が検出されています。アフリカ西部では、全体的にインフルエンザの活動が弱まっています。ガーナでは主にインフルエンザBが、コートジボワールでは主にインフルエンザA型が検出されています。

●アメリカ大陸の熱帯地域、中米、カリブ地域では、インフルエンザ様疾患(ILI)や重症急性呼吸器感染症(SARI)の活動が高いレベルにあるキューバを除いて、インフルエンザの活動は低いレベルにあります。キューバでは、インフルエンザA(H1N1)pdm09RSウイルスの検出が関係しています。

●アジア熱帯地域では、インドで主にインフルエンザA(H1N1)pdm09の活動による活動の小さな増加が報告されているものの、南アジアと東南アジアの国々では全体的にインフルエンザの活動が低いレベルにあることが報告されています。中国南部では、主にインフルエンザA(H3N2)によりインフルエンザの活動がまだ高い状態です。

●南米温帯地域では、呼吸器系ウイルスの活動が依然として上昇しているチリを除いて、インフルエンザ様疾患(ILI)や重症急性呼吸器感染症(SARI)の活動は低いか、総じて弱まってきています。この地域では、インフルエンザAが優勢でした。

●南アフリカでは、インフルエンザの活動は弱まってきました。この数週間は主にインフルエンザBが検出されました。

●オーストラリアでは、インフルエンザA(H3N2)の検出に続いてインフルエンザBが検出されれるようになり、インフルエンザの活動は現在も高まり続けているようです。ニュージーランドでは、インフルエンザA(H3N2)とインフルエンザBの流行が8月第2週にピークを迎えたもようです。

2015810日から823日までのデータが、FluNet(協定世界時間201597 14:18:56現在)に基づき、77の国と地域にある国立インフルエンザセンター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から集められています。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、32,226本を超える検体が検査されました。インフルエンザウイルスが陽性となった検体は4,246本で、このうち3,219検体(75.8%)がインフルエンザA型、1,027検体(24.2%)がインフルエンザB型でした。亜型が解析されたインフルエンザA型ウイルスのうち、326検体(12.2%)がインフルエンザA(H1N1)pdm092,350検体(87.8%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザB型ウイルスのうち、126検体(92%)B-山形系統で、11検体(8%)がB-ビクトリア系統でした。

【8月10日】更新情報15

2015年8月インフルエンザ流行情報です。下記はFORTH情報(要約ベース)です。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2015/08121115.html

 

 地球全体で見ると、北半球ではインフルエンザの活動は低いレベルでとどまっていますが、南半球ではいくつかも国で活動が高まってきていました。

 

●北米とヨーロッパでは、インフルエンザの活動はオフシーズンの低いレベルで、散発的に検出されるのは主にインフルエンザBでした。

●報告が行われたアフリカのほとんどの国では、インフルエンザの活動は低いレベルにとどまっています。例外的に、セネガルではインフルエンザBの検出が増えてきました。

●アメリカ大陸の熱帯地域/中米、カリブ地域では、インフルエンザの活動はオフシーズンの低いレベルにあると報告されました。キューバでのみ、インフルエンザA(H1N1)pdm09とパラインフルエンザウイルスの検出数で増加が報告されています。

●西アジアおよびアジア温帯地域では、インフルエンザの活動はオフシーズンの低いレベルです。その中で、西アジアでは主にインフルエンザBがみられ、同時にインフルエンザA(H1N1)pdm09もみられます。

●アジア熱帯地域では、南アジアの国々で主にインフルエンザA(H3N2)によるインフルエンザの活動の高まりが報告されましたが、弱まってきています。東南アジアでは、活動は低いレベルにあります。しかし、ラオスとベトナムではインフルエンザの活動は高まっていることが報告されました。

●南米温帯地域では、インフルエンザA(H1N1)pdm09とインフルエンザA(H3N2)が優勢でしたが、インフルエンザの活動は弱まってきました。全体的に、インフルエンザの活動は、ここ数年に比べると低いレベルです。

●南アフリカでは、この数週間インフルエンザA(H1N1)pdm09A(H3N2)が優勢でしたが、インフルエンザの活動は弱まってきました。

●オーストラリアとニュージーランドでは、インフルエンザA(H3N2)とインフルエンザBの両方が流行しており、インフルエンザの活動は高まっています。

2015713日から726日までのデータが、FluNet(協定世界時間201586 12:04:14)に基づき、69の国と地域にある国立インフルエンザセンター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から集められています。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、29,591本を超える検体が検査されました。インフルエンザウイルスが陽性となった検体は2,699本で、このうち2,242検体(83.1%)がインフルエンザA型、457検体(16.9%)がインフルエンザB型でした。亜型が解析されたインフルエンザA型ウイルスのうち、61検体(2.7%)がインフルエンザA(H1N1)pdm092,232検体(97.3%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザB型ウイルスのうち、143検体(91.1%)B-山形系統で、14検体(8.9%)がB-ビクトリア系統でした。

【7月13日】更新情報13

 2015年インフルエンザ流行情報です。下記はFORTH情報(要約ベース)です。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2015/07141444.html

 

地球全体で見ると、南半球ではインフルエンザの活動が高まってきたか、既に高まった状態になりました。一方、北半球では低い状態が続いています。

 

●北米、ヨーロッパ、アジア温帯地域では、散発的にインフルエンザBを検出することはあるものの、インフルエンザの活動は低く、オフ・シーズンの状態です。

●アフリカ南部を除けば、インフルエンザの情報を報告した国は僅かです。これらの国では、インフルエンザの活動レベルは低いか弱まってきました。

●アメリカ大陸の熱帯地域/中米、カリブ地域では、インフルエンザの活動はオフ・シーズンの状態にあると報告されました。一方、RSウイルスの活動が高まっています。

●西アジアおよびアジア温帯地域では、この数週間、ところどころで主にインフルエンザA(H1N1)pdm09とインフルエンザBが報告されましたが、インフルエンザの活動自体は低いレベルでした。

●アジア熱帯地域では、インフルエンザの活動が流行レベルにとどまっています。この数週間、インフルエンザA(H1N1)pdm09とインフルエンザA(H3N2)が同じように流行していました。

●南米温帯地域では、インフルエンザの活動は低いレベルでした。一方で、RSウイルスの検出が増加しました。しかし、パラグアイではRSウイルスの検出数が既に減ってきています。

●南アフリカでは、インフルエンザA(H1N1)pdm09A(H3N2)、インフルエンザBが同時に流行した状態が続いています。

●オーストラリアとニュージーランドでは、インフルエンザの活動が高まりつつあり、オーストラリアでは流行シーズンの基準を超えました。

2015614日から627日に対するデータが、FluNet(協定世界時間20157914:00)に基づき75の国と地域にある国立インフルエンザセンター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から、集められています。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、26,786本を越える検体が検査されました。インフルエンザ・ウイルスが陽性となった検体は1,476本で、このうち1,084検体(73.4%)がインフルエンザA型、392検体(26.6%)がインフルエンザB型でした。亜型が解析されたインフルエンザA型ウイルスのうち、230検体(39.8%)がインフルエンザA(H1N1)pdm09348検体(60.2%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザB型ウイルスのうち、62検体(96.9%)B-山形系統で、2検体(3.1%)がB-ビクトリア系統でした。

 

【6月15日】更新情報11

2015年インフルエンザ流行情報です。下記はFORTH情報(要約ベース)です。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2015/06161552.html

 

 地球全体で見ると、北半球ではインフルエンザの活動が2015年初めのピークから低い水準へと下がってきました。

 

●北米では、インフルエンザの活動はオフ・シーズンのレベルになりました。この数週間はインフルエンザBが優勢ですが、低水準です。

●ヨーロッパでは、この数週間、インフルエンザBの優勢が続いていますが、各国はインフルエンザの活動が低水準にあることを報告しています。

●北部アフリカと西アジアでは、ほとんどの国でインフルエンザの活動は低水準にとどまっています。その中では、インフルエンザAの活動が優勢です。

●アジア温帯地域では、インフルエンザの活動は、ほとんどの国で低水準にとどまるか、もしくは低水準になりつつあります。

●アメリカ大陸とアジア熱帯地域では、インフルエンザの活動が下がり続けており、ほとんどの国で低水準にとどまっています。中国、香港、シンガポールでは、インフルエンザの活動の増加は僅かでした。一方、スリランカとベトナムでは、この数週間で活動がかなり高まったことが報告されました。

●南半球では、インフルエンザの活動が低水準にとどまっていますが、ほとんどの国で高まりつつあります。南アフリカでは、この数週間でインフルエンザの活動が大きく増加したことが報告されました。インフルエンザA(H1N1)pdm09A(H3N2)ウイルスが同時に流行しています。

2015517日から530日に対するデータが、FluNet(協定世界時間201561113:25)に基づき75の国と地域にある国立インフルエンザセンター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から、集められています。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、42,971本を越える検体が検査されました。インフルエンザ・ウイルスが陽性となった検体は2,426本で、このうち1,174検体(48.4%)がインフルエンザA型、1,252検体(51.6%)がインフルエンザB型でした。亜型が解析されたインフルエンザA型ウイルスのうち、212検体(22.9%)がインフルエンザA(H1N1)pdm09712検体(77.1%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザB型ウイルスのうち、263検体(93.3%)B-山形系統で、19検体(6.7%)がB-ビクトリア系統でした。

 

【5月18日】更新情報9

2015年インフルエンザ流行情報です。下記はFORTH情報(要約ベース)です。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2015/05191405.html

 

 地球全体で、インフルエンザの活動は低調な状態にあります。北半球ではオフ・シーズンに近づき、南半球ではインフルエンザの活動が低調にとどまっています。熱帯地域の国々では、アジア熱帯地域と西アフリカのいくつかの国を除いて、インフルエンザの活動は低調な状態であることが報告されています

 

●北米では、インフルエンザの活動が弱まり、オフ・シーズンの水準に近づきつつあります。しかし、インフルエンザBの流行の減り方がインフルエンザ・シーズンの減少をゆっくりしたものにしています。

●ヨーロッパでは、インフルエンザの活動にインフルエンザBウイルスが関係していますが、ほとんどの国で弱まってきています。

●北部アフリカでは、この数週間は主にインフルエンザBが検出されていました。しかし、インフルエンザの活動はほとんどでオフ・シーズンの水準まで下がりました。

●西アジアでは、最近の数週間、特にヨルダンで、A(H1N1)pdm09ウイルスが検出されていましたが、インフルエンザの活動はさらに弱まりました。

●アジア温帯地域では、この数週間に僅かにインフルエンザBが検出された地域でも、ほとんど活動がなくなりました。

●アメリカ熱帯地域では、インフルエンザA(H3N2)の検出が僅かながら増加しているグアテマラを除いて、ほとんどの国でインフルエンザの活動は低調です。

●アジア熱帯地域では、インフルエンザの活動はほとんどの国で低調か、弱まってきています。西アフリカでは、いくつかの国でインフルエンザ検出の増加が報告されています。

●南半球では、インフルエンザの活動はオフ・シーズンの水準にとどまっています。

2015419日から52日に対するデータが、FluNet(協定世界時間201551214:05)に基づき86の国と地域にある国立インフルエンザセンター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から、集められています。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、51,009本を越える検体が検査されました。インフルエンザ・ウイルスが陽性となった検体は4,728本で、このうち1,234検体(26.1%)がインフルエンザA型、3,494検体(73.9%)がインフルエンザB型でした。亜型が解析されたインフルエンザA型ウイルスのうち、456検体(53.8%)がインフルエンザA(H1N1)pdm09391検体(46.2%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザB型ウイルスのうち、285検体(94.7%)B-山形系統で、16検体(5.3%)がB-ビクトリア系統でした。

 

【4月7日】更新情報6

2015年インフルエンザ流行情報です。下記はFORTH情報(要約ベース)です。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2015/04081430.html

 

  地球全体でみると、北半球でのインフルエンザの活動はシーズンの警戒レベルより高い状態にはありますが、かなり弱まってきています。今シーズンの流行はインフルエンザAH3N2)でしたが、この数週間はインフルエンザBとインフルエンザA(H1N1)pdm09の検出が増えてきました。

 

●北米では、インフルエンザの活動は弱まってきています。しかし、まだ警戒レベルを上回った状態です。一方、インフルエンザBの検出割合が増えてきました。

●ヨーロッパでは、ほとんどの国でインフルエンザの活動が弱まってきています。今シーズンはインフルエンザAH3N2)が流行した状態が続いていますが、多くの国でインフルエンザBの検出割合が増えています。

●北部アフリカと中東では、インフルエンザの活動はほとんどの地域で弱まりました。この地域での流行はインフルエンザA(H1N1)pdm09です。

●西アジアでは、インフルエンザの活動はこの地域のほとんどの国で弱まりました。しかし、トルコでは、インフルエンザBとインフルエンザA(H1N1)pdm09に伴う検出数の増加がみられます。

●アジア温帯地域では、インフルエンザの活動はこの地域のほとんどで弱まってきています。しかし、韓国では活動が増加しています。中国北部では、インフルエンザの活動は今年の始めがピークでしたが、現在インフルエンザBの活動が高まっています。

●アメリカ熱帯地域では、ほとんどの国で少しずつインフルエンザの活動の増加が報告されています。コロンビア、エクアドル、ジャマイカおよびプエルトリコではRSウイルスやインフルエンザ・ウイルスによるインフルエンザ様疾患(ILI)の増加が報告されています。

●アジア熱帯地域では、インドとブータンでインフルエンザの活動が高い状態です。インフルエンザA(H1N1)pdm09が主体です。中国南部と香港では、インフルエンザAH3N2)とインフルエンザBによるインフルエンザの活動が弱まってきています。

●南半球では、インフルエンザの活動はオフ・シーズンの状態にあります。

201538日から321日に対するデータが、FluNet(協定世界時間20154214:15)に基づき、88の国と地域にある国立インフルエンザセンター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から集められています。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、87,715本を越える検体が検査されました。インフルエンザ・ウイルスが陽性となった検体は17,828で、このうち9,119検体(51.1%)がインフルエンザA型、8,707検体(48.9%)がインフルエンザB型でした。亜型が解析されたインフルエンザA型ウイルスのうち、2,558検体(49.8%)がインフルエンザA(H1N1)pdm092,579検体(50.2%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザB型ウイルスのうち、427検体(97.7%)B-山形系統で、10検体(2.3%)がB-ビクトリア系統でした。

 

【3月9日】更新情報4

2015年インフルエンザ流行情報です。下記はFORTH情報(要約ベース)です。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

 http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2015/03101654.html

  地球全体でみると、インフルエンザの活動は北半球で高い状態です。主体はインフルエンザAH3N2)ウイルスです。アフリカ、アジア、ヨーロッパ南部のいくつかの国からはインフルエンザA(H1N1)pdm09の増加が報告されています。

北米では、インフルエンザの活動はピークに続く高さを維持しています。今シーズンは現在もインフルエンザAH3N2)が主体です。
ヨーロッパでは、インフルエンザのシーズンが高い状態にあります。特に、西部と中央部の国々で高くなっています。
北部アフリカと中東では、インフルエンザの活動はほとんどの地域で低くなってきました。この地域ではインフルエンザAが主体です。
アジア温帯地域では、インフルエンザの活動が中国北部とモンゴルでピークから下がってきました。しかし、韓国では増加が続いています。主体はインフルエンザAH3N2)です。
アメリカ熱帯地域では、ほとんどの国でインフルエンザの活動は低い状態です。
アジア熱帯地域では、インフルエンザの活動がインドとラオスで高まってきています。中国南部、香港、イランではインフルエンザの活動が高いままにとどまっています。
南半球では、インフルエンザの活動はオフ・シーズンのレベルが続いています。
2015-2016年北半球の冬期に対するワクチンの推奨が発表されました。下記のリンクで閲覧できます。
(http://www.who.int/influenza/vaccines/virus/recommendations/2015_16_north/en/)
2015年第6週と第7週(201528日から221日)に対して、FluNet(協定世界時間20153516:25)に基づき、89の国と地域にある国立インフルエンザセンター(NICs)とその他の国立インフルエンザ研究施設から、データが集められています。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、133,895本を越える検体が検査されました。インフルエンザ・ウイルスが陽性となった検体は34,056で、このうち25,455検体(74.7%)がインフルエンザA型、8,601検体(25.3%)がインフルエンザB型でした。亜型が解析されたインフルエンザA型ウイルスのうち、2,382検体(20.5%)がインフルエンザA(H1N1)pdm099,253検体(79.5%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザB型ウイルスのうち、1,656検体(97.1%)B-山形系統で、49検体(2.9%)がB-ビクトリア系統でした。

 

【2月9日】更新情報2

 2015年インフルエンザ流行情報です。下記はFORTH情報(要約ベース)です。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2015/02161232.html

 

 地球全体でみると、今年のインフルエンザ・シーズンはこれまでのところ、北半球でインフルエンザAH3N2)ウイルスを主体とする活動が高いままとなっています。最新のインフルエンザAH3N2)の抗原性の特徴は、2014-2015年の北半球に対して用意されたインフルエンザワクチンで使用されているAH3N2)ワクチンのウイルスの抗原性とは異なることが示されています。これまでの検査結果によれば、インフルエンザAH3N2)ウイルスの大半はノイラミニラーゼ阻害薬(抗インフルエンザ薬)に感受性を示しています。

 

●北米では、インフルエンザの活動がピークを迎えていると考えられています。大半がインフルエンザAH3N2)でした。

●ヨーロッパでは、インフルエンザ・シーズンが浸透してきており、特にWHOの欧州地域の西部から中央部の国々で流行が進んでいます。今シーズンに検出されるウイルスはインフルエンザAH3N2)が主体です。

●北部アフリカと中東では、インフルエンザAH3N2)とインフルエンザBによる活動がピークを迎えているようです。しかし、インフルエンザA(H1N1) pdm09の活動の高まりがアルジェリアとイランから報告されています。

●アジア温帯地域では、インフルエンザの活動は中国北部ではピークを迎えているようです。しかし、日本と韓国ではまだ増加が続いています。これまでのところインフルエンザAH3N2)が主体です。

●アメリカ熱帯地域では、カリブ海、中央アメリカ、南アメリカの熱帯地域とも、ほとんどの国でインフルエンザの活動は低い状態です。

●アジア熱帯地域では、インフルエンザの活動が中国南部、香港、インドで増加しています。

●南半球では、インフルエンザの活動はオフ・シーズンのレベルにあります。

20142週と20153週(2015111日から2015125日)のFluNet(協定世界時間201525 10:20)の報告によりますと、93の国と地域にある国立インフルエンザセンター(NICs) とその他の国立インフルエンザ研究施設から、データが報告されています。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、135,489本を越える検体が検査されました。インフルエンザ・ウイルスが陽性となった検体は32,188で、このうち28,139検体(87.4%)がインフルエンザA型、4,049検体(12.6%)がインフルエンザB型でした。亜型が解析されたインフルエンザA型ウイルスのうち、1151検体(7.6%)がインフルエンザA(H1N1) pdm0913,968検体(92.4%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザB型ウイルスのうち、1,463検体(99%)B-山形系統で、15検体(1%)がB-ビクトリア系統でした。

 

2015年【1月12日】

 2015年インフルエンザ流行情報です。

下記はFORTH情報(要約ベース)です。

詳しくは、以下、FORTH URLをご覧下さい。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2015/01141329.html

 

 地球全体でみると、今シーズンはこれまでのところ、北半球でインフルエンザAH3N2)ウイルスを主体とする活動の高まりが続いています。最近のインフルエンザAH3N2)の抗原性の特徴は、2014-2015年の北半球に対して用意されたワクチンで使用しているAH3N2)ワクチンのウイルスとは異なることが示されています。確認されたところでは、検査されたインフルエンザAH3N2)ウイルスはノイラミニラーゼ阻害薬(抗インフルエンザ薬)に感受性を示しています。

 

●北米では、インフルエンザの活動レベルがほとんどの地域で増加し続けています。ほとんどがインフルエンザAH3N2)です。

●ヨーロッパ全体では、インフルエンザの活動は低い水準でとどまっていますが、流行の兆しが見え始めたようです。

●東アジアでは、インフルエンザの活動が高まっています。ほとんどがインフルエンザAH3N2)です。

●北部及び西部アフリカでは、インフルエンザBによる活動が高まっています。

●アメリカ熱帯地域では、カリブ海のいくつかの国で活動が高まりを示し、中央アメリカでは減少傾向、南アメリカの熱帯地域の国々では低くなっています。

●アジア熱帯地域では、インフルエンザの活動はやや増加の兆しはみえますが、低いレベルにあります。主体はインフルエンザBです。

●南半球では、インフルエンザの活動は低い状態ですが、大洋州のいくつかの島々ではインフルエンザ様疾患(ILI)の活動が高いままです。

51週から52週(20141214日から20141227日)のFluNetの報告(協定世界時間201519 13:00)によりますと、49の国と地域にある国立インフルエンザセンター(NICs) とその他の国立インフルエンザ研究施設から、データが報告されています。WHO世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)の検査施設では、96,535本を越える検体を検査しました。インフルエンザ・ウイルスが陽性となった検体は23,421で、このうち22,129検体(94.5%)がインフルエンザA型、1,292検体(5.5%)がインフルエンザB型でした。亜型が解析されたインフルエンザA型ウイルスのうち、163検体(1.7%)がインフルエンザA(H1N1) pdm099,211検体(98.3%)がインフルエンザA(H3N2)でした。解析されたインフルエンザB型ウイルスのうち、423検体(97.2%)B-山形系統で、9検体(2.1%)がB-ビクトリア系統でした。